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今春は”老白茶”がトレンドに

2014年春の広州茶葉博覧会が開幕しましたが、今年の春茶戦線で注目を浴びているのは、”白茶”のようです。

今春茶市“老白茶”成新亮点

被誉为茶行业“风向标”的2014春季广州茶博会在琶洲中洲中心已开幕。据了解,今春茶市,白茶成功崛起,成为业界最受关注的“新星”。

本篇文章来源于第一茶叶网 原文链接:http://news.t0001.com/2014/0602/article_170661.html

茶業界の”風向計”と呼ばれる2014年春季広州茶葉博覧会が琶州中州センターで開幕しています。取材によると、今年の春のお茶マーケットでは、白茶が見事に名前を挙げており、業界で最も注目される”新星”となっています。

白茶は中国六大茶類の一つで、福建省独特のものです。芳村茶葉市場の発展を遡ると、1990年代から2000年の間は鉄観音の天下でした。2000年から2007年はプーアル茶の天下でした。2008年、プーアル茶が低迷すると、一紅(紅茶)一黒(黒茶)が市場に躍り出て、お茶マーケットの2匹のダークホースとなりました。2013年から、プーアル茶(古樹茶)、紅茶(英紅9号、金駿眉など)の価格が高騰し、茶人や消費者はこれらに代わるお茶を探すようになってきており、同様に古くなればなるほど良くなるという特徴を持った白茶が名前を挙げることに成功したのです。

広州市内の大きな茶葉市場に取材に行ってみると、ここ2年ほどで人々の白茶に対する知識はずっと深まってきていて、白茶の歓迎度はどんどん増しており、白茶の価格もまたうなぎ登りになっています。
白茶の最高級品である-銀針白毫を例に取ると、今年、市場の販売価格は昨年から大幅に6割も上がっており、1斤2000~3000元になりました。しかし、同様に白茶に属する高級品の白牡丹は昨年から30%前後の値上がりで、1斤300~400元ほどです。

プーアル茶と同じように、白茶も保存することができ、古くなればなるほど良くなるという投資の属性もあります。民間では、”一年は茶、三年は薬、七年は宝”という言われ方もしています。
茶に関する古くからの専門家である、福建省茶葉協会の元秘書長・陳金水氏によると、清の末期から、北京同仁堂は毎年50斤の陳年白茶購入し、薬として配合していたそうです。計画経済の時代には、国は毎年福建省の茶葉部門に対し、白茶を選抜させ、国家医薬総公司に薬に(配合)させ、高級薬などに使っていました。
聞くところによると、白茶には抗酸化作用、抗放射性物質、抗ガン、抑菌抗病毒など様々な保健薬用価値があるそうです。

「白茶が人々の注目を集め始めたのは、白茶の栄養価値が高く、味が清らかで健康によいということだけでは無く、それに収蔵価値があるからです」と中茶公司の副総経理で、福茶公司総経理の危賽明氏は言います。2011年、上海で開かれた豫園国際茶文化芸術節のオークション会場では、20年保存された375gの福鼎老白茶餅1つが18.8万元で落札されました。

「実際のところ、6年以上寝かせた”老白茶”は大変稀少で、市場では”老白茶”と称するお茶製品の多くは虚偽の年齢のもので、中には水を振りかけて、渥堆させ、”古く見せかける”、ものもあります」と、ある名前を明かせない詳しい茶人は言います。老白茶の出回っている量が非常に稀少である理由は、かつては白茶は散茶の形式でしか存在しておらず、保存場所の容積を多く占めてしまうためでした。それに白茶はマイナーな茶類に属し、全て手作業で摘み製造をすることが原因となり、”老白茶”の数を一層少なくしているのです。
この老茶人は笑って言います。国有の茶葉会社には比較的多くの”老白茶”が保管されているはずです。それは国有企業の体制に関係があります。「当時は割り引いて茶葉を出荷するということは無かったので、今となっては人がびっくりするようなお宝になったのです。」

ここ2年ほど、”白茶ブーム”が盛り上がるにつれて、市場では多くの白茶に関する情報が流れていますが、中には白茶の制作の工程を曲解するものがあったり、中には白茶の効能を神聖化したい、中には白茶の保存条件を誤って宣伝しているものがあったり、中には白茶の産地を混同しているものすらあります。白茶を根本から改革を行うために、「白茶経営史録」が明日、茶葉博覧会の会場で発表される予定です。

 

どうやら今年は白茶が非常にブームになりそうな気配です。
老白茶をお持ちの方は、中国に持っていくと、他のお茶と交換してもらえるかもしれませんね(^^;)

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