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蒙頂甘露の品種検討会

四川省雅安市名山区で蒙頂山茶のうちの蒙頂甘露について、最適な茶樹品種を検討する会が開催されたようです。

 

名山区の茶葉の品質向上、効益の増加を促進し、”蒙頂山茶”の核心的競争力を高め、”蒙頂甘露”の茶葉ブランドを確立するために、6月26日、四川省農業科学院茶葉研究所は名山区農業農村局と共同で、雅安職業技術学院経営管理学院で『蒙頂山甘露の加工に適した茶品種の鑑定、選育と利用』サンプル審評会と経過報告座談会を開催しました。雅安市、名山区農業農村局の責任者と茶葉鑑定の専門家など20人あまりが会議に参加しました。

座談会では、四川省農業科学院茶葉研究所の研究者が、今回の蒙頂山甘露の茶樹品種の収集、選育プロジェクトの状況と得られた成果についての報告を発表しました。現在、このプロジェクトチームは蒙頂甘露茶のサンプルの制作を完了し、専門家を招いて、完成した47のサンプルの官能審査を実施しました。続いて、このプロジェクトチームは今回の官能審査のデータを分析し、蒙頂甘露の茶を製造するのに適した品種を確定させる予定です。

取材によると、雅安の茶葉産業の品質向上と効益の増加を促進し、”蒙頂山茶”の核心的競争力を高め、”蒙頂甘露”の茶葉ブランドを確立するために、雅安市名山区の農業工業委員会は四川省農業科学研究院茶葉研究所にプロジェクト研究チームの結成と蒙頂山観路に適した茶樹品種の鑑定、選育と利用プロジェクトの実施を依頼しました。

蒙山茶区の茶樹品種は豊富で、それぞれの茶樹品種の間には一定の品質の差異があり、蒙頂山茶区で栽培されている茶樹品種の甘露への適性を統一して研究することで、甘露の生産に適した茶樹品種のスクリーニングを実施します。このほか、雅安茶区の茶樹品種の資源も大変豊富であり、さらに野生茶樹品種からも甘露の加工に適した茶樹品種が選育されています。明確な目標を持って茶樹品種の資源から品種の篩分けと選育を行うことで、蒙頂山甘露の加工に適した一連の新品種を選育し、蒙頂山甘露の品質特性を安定させ、蒙頂山甘露のイメージを高めることは、製品をより普及する上で、大変重要な意義を持つことです。

このプロジェクトでは、野生の茶樹資源からも広く収集し、蒙頂山甘露の品質基準に照らして、蒙頂山甘露への適性を研究して、同時に新資源の実地での鑑定を実施することで、蒙頂山甘露の品質基準に適合した表現が可能な茶樹を挿し木で繁殖させることで、次代の茶樹品種区を作って試験し、品種登録と模範普及の基礎を確定させます。

 

蒙頂山でも色々な品種があるのですが、それ以外の野生の品種も採集して、蒙頂山甘露への適性を調べるプロジェクトだったようです。
甘露と石花は同じ品種から作られることも多いのですが、甘露と石花では持ち味がそれぞれ異なりますので、それに適した品種を調べて、専用品種の育成をするというのは、茶種の特性を際立たせる意味でも良いかもしれません。

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