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かけ離れた値段の中から、お茶を選ぶヒント

お茶の値段は、まさにピンからキリまであり、消費者を悩ませるものであるというのは、日本も中国も変わりは無いようです。
これについて、湖北省の地元紙が記事を書いています。

“一茶多价”让消费者犯晕 专家提醒:不要盲目求贵

同一种春茶,有的卖几十元,有的卖1000多元,价格为何如此悬殊?日前,记者走访汉口茶市,发现同茶不同价的现象非常普遍,而悬殊的价差也让消费者无所适从。对此,专家提醒消费者,购买品牌茶叶还是要去正规茶店。

本篇文章来源于第一茶叶网 原文链接:http://news.t0001.com/2014/0521/article_170335.html

同じ種類の春茶でも、あるものは数十元で売られていて、あるものは1000元以上もします。価格はどうしてこのようにかけ離れるのでしょうか?
先日、湖北省武漢市漢口区の茶葉市場に行ってみると、同じお茶でも価格が違うというのはあまりに普遍的なことで、かけ離れた価格差は消費者にとってどうしたらよいのか分からなくさせます。
これについて、専門家は消費者に対し、ブランド品のお茶を買うのであれば正規の販売店に行くべきです、と注意を呼びかけています。

漢口区の茶葉市場のある店では、店内には春茶はどれもいくつかのランクで販売されており、碧螺春に限っても4,5種類の価格があります。あるものは1斤700~800元で売られ、あるものは200元で売られています。
このほか、鄧村緑茶、恩施玉露、西湖龍井なども少なくとも3種類の価格が有り、その差は1000元にもなります。
この店の主人は試飲してから買うことができると言っていますが、普通の消費者にしてみると、これらの茶の差を見分けるのは大変難しいです。

ある専門家は、茶を淹れた後に、茶水の味と茶葉の色から茶を判断するべきですが、一部の店では高くて良いお茶と安いお茶を一緒に混ぜてしまうことも排除できません、と明かします。このように、お茶を淹れた後であっても、優劣を見分けるのは大変難しいのです。

どうして同じ種類の春茶で、価格差はこのようにかけ離れるのでしょうか?
湖北省陸羽茶文化研究会秘書長の石愛発氏によると、これは春茶の生産メーカーに関係があり、たとえば恩施玉露などは、実際には大変多くの茶葉会社が生産しており、潤邦茶葉が生産している高級恩施玉露は大体1斤1000元ですが、小さな茶葉メーカーの製品は大変安いのです。さらに西湖龍井も大変多くの会社が生産していて、西湖龍井の最も高いものは1斤数万元にもなります。

氏によると、また一部の茶商は利益を得るために、有名ブランドの偽物を使って、価格差を作ります。例えば、1斤の金駿眉の生葉のコストは5000元ほどで、これに加えて茶師の工賃やそのほかの生産コストを加えると、品質の良い金駿眉のコストは1斤で低くても7、8000元にはなります。
しかし、一般に茶葉市場では本物は大変少なく、一部の人たちは他の紅茶を金駿眉として販売しており、中には緑茶を作るための原料を元に金駿眉を作っている人もいます。

石愛発氏は、価格は茶葉の優劣を量る基準の一つに過ぎない、と注意を呼びかけています。
お茶を買うときには、値段の高いものや本物か偽物かどうかをあまり追究せずに、飲んで美味しいと思ったもので、価格が受け入れられるものを良いものとするようにしましょう。
でも、本物のブランド茶葉を買いたいときは、正規の販売店に行くようにしましょう。

 

本物か偽物か、ということになると、やはり価格は1つの判断基準になるようです。
本物を生産している現地では茶葉にかかる生産コスト(肥料など生産にかかるコスト、茶摘みコスト、製茶コスト等)というのは大体、同じくらいの範囲に収まり、それをベースに現地の”相場”がある程度、形成されています。
本物かどうかを見極めるためには、この相場観と本物を飲んだ経験が最低限、必要になります。

しかし、こうしたことを一般の消費者が把握するのは、現実的ではありません。
そこで、消費者は本物かどうかよりも、味と価格のバランスが良いと感じるかどうかで、選ぶべき、というのがこの記事の主張のようです。

日本の市場で、ということを考えると、現地で買い付けする人がお茶屋の言うことを鵜呑みにし、「明前西湖龍井として売っていたから、安いけどこれは明前西湖龍井」なんてことはせずに、龍井茶としてグレードを落として販売するなど、きちんとした対応をして欲しいところです。
そうすることで、そのお茶本来の商品価値と相場を守ることができ、そのお茶のブランドイメージを守ることになります。

 

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