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烏龍茶の国家標準、再来年には出揃う見込み

先日ご紹介した烏龍茶の国家標準ですが、6月に施行される「基本要求」「鉄観音」以降にも、いくつかのお茶の標準が準備されているようです。

 

两项乌龙茶新国标将于6月起实施

记者日前从全国茶叶标准化技术委员会(以下简称“茶标委”)网站获悉,6月22日将有21项茶叶新国标实施。其中,《乌龙茶第1部分:基本要求》和《乌龙茶第2部分:铁观音》两项新制定国标,打破了此前的地域限制,将使行业发展有“标准”可依。而据茶标委秘书长翁昆向记者透露,明后年还制定发布乌龙茶系列的其他部分的标准,如黄金桂、水仙、肉桂、单枞等,逐步填补该领域的空白。

本篇文章来源于第一茶叶网 原文链接:http://news.t0001.com/2014/0306/article_167625.html

全国茶葉標準化技術委員会(以下、”茶標委”と略す)のWebサイトによると、6月22日から21項目の茶の新国家標準が実施されます。そのうち「烏龍茶第1部分:基本要求」と「烏龍茶第2部分:鉄観音」の2つの新しく制定された国家標準は、これまでの地域の制限を破り、業界を発展させるための”標準”となりそうです。茶標委の事務局長の翁昆氏が明かしたことによると、再来年までには烏龍茶シリーズの他の部分の標準、黄金桂、水仙、肉桂、単叢などが制定されて公布され、この分野の領域の空白をだんだん埋めるでしょうとのことです。

<21項目の茶業標準が制定され実施される>

茶標委のWebサイトによると、今回の21項目あまりと多いもののうち、12項目は改訂で、9項目は制定です。翁昆氏によると、制定とは初めて発表されるもので、改訂とは以前の標準に修正や補充を行ったものです。この21項目の中には、茶のサンプリング、干茶の物質含量測定、水分測定、水浸出物測定、固形速溶茶の規格、貯蔵などの一連のものです。

注目に値するのは、烏龍茶の2種類の新国家標準、GB/T 30357.1-2013「烏龍茶第1部分:基本要求」とGB/T 30357.2-2013「烏龍茶第2部分:鉄観音」で、これらもまた今年の6月22日から同時に実施されます。これらをよく読んでみると、「烏龍茶」の中には烏龍茶の7つの種類が規定されており、その中には鉄観音、黄金桂、色種、大紅袍、水仙、肉桂、単叢が含まれます。第1弾として制定された烏龍茶の種類である、新国家標準「烏龍茶第2部分:鉄観音」は8つの部分から構成されています。具体的に列記すると、鉄観音の分類を清香型鉄観音と濃香型鉄観音に分け、さらにそれら2種の製品を、特級、一級、二級、三級などに分けます。このほか、「烏龍茶第2部分:鉄観音」では、鉄観音の術語と定義、分類、要求(基準)、試験方法、検査規則、標章とラベル、包装、輸送と貯蔵などの内容です。

<茶葉の生産と販売の発展に寄与する>

標準が整うのと同時に、2013年の茶葉の生産と販売も上昇しました。広東茶業協会事務局長の張黎明氏によると、2013年我が国の茶の栽培面積は3869万畝で、昨年比で253.8万畝増加しました。緑茶、烏龍茶、黒茶、紅茶、白茶と黄茶の六大茶類とも増産を実現し、彼が言うには、全国の茶の生産は昨年、西南地区の深刻な春の干ばつ、長江の中・下流域での深刻な三伏(夏場)の日照りなどの条件があった中でも、増産増収を続けたのです。そのうち、烏龍茶の2013年の産量は22.9万トンで、2012年比で3.6%増加しました。張氏はまた、現在我が国の茶の品質・産量と安全レベルは明らかに高くなっていると言います。

祥源茶業ブランド部の責任者・朱雲則氏によれば、企業にとっては、この国家標準は企業の製品の品質を把握しコントロールするのに役に立つと認識しています。これによって小規模な企業との区別ができ、標準に達しないような無法な企業が淘汰されるからです。彼は、新標準が公布されることは健全な規範による業界の発展を促進するとし、「業界標準は絶えず整備をしていく過程であって、それによってより良くなり続けるのです」と言います。大益茶業、恒福茶業などの企業も、これについて関連する評論を行うことはありませんでした。

<シリーズの標準は再来年までには整備が完了する見込み>

業界内の一般的な認識では、これにより烏龍茶の”依るべき国家標準が無い”現状が終わると見ています。茶標委の事務局長・翁昆氏は、今回の烏龍茶に関連した標準の起草人の一人で、彼に依れば、烏龍茶に関する国家標準は、現在、GB/T19598-2006「地理標志産品安渓鉄観音」と福建省の地方標準DB35/T943-2009「地理標志産品福建烏龍茶」があるだけでしたが、これらの標準は福建省安渓地区だけに限られていました。

翁昆氏によると、今回公布された烏龍茶シリーズの標準の最大の特徴は地域の制限を受けないことで、企業が関連する製品を生産するときは、ただこの標準に合わせれば良いのです。彼は、再来年には烏龍茶シリーズのそのほかの部分の標準、黄金桂、水仙、肉桂、単叢などが制定され、公布されるだろうと明かします。烏龍茶シリーズの標準は、絶えず公布と改善を繰り返して、生産と販売企業の積極性を大いに活性化し、基準に沿った烏龍茶の製品の品質は、各品質監督検査部門の提供する標準によって高められます。翁昆氏は同時に、今回施行される「茶葉貯蔵」標準は、我が国における各種類の茶葉製品の貯蔵に関する要求を初めて定めたもので、低CO2経済を提唱し、製品の品質を守り、浪費を少なくするという良い作用が期待できます、と指摘します。

 

どうやら烏龍茶の国家標準は、茶種ごとのシリーズになっており、今回発表される鉄観音は、その先陣を切るもののようです。
標準が揃うと、烏龍茶が中国全土で作られるようになるかもしれません。

なお、全国茶葉標準化技術委員会のWebサイトは以下のURLです。いくつかの国家標準を閲覧することができます(勿論、簡体中文ですが)。

http://www.tc339.com/

 

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