本日は啓蟄ですが、浙江省では雨や雪が続き、春茶にも悪影響が出るかも、という見方が出ているようです。
浙江:惊蛰节气迎来雨雪天气 或对春茶不利
6日是二十四节气中的惊蛰,“惊蛰已至,仲春始来”,但是记者从浙江省气象台获悉,受冷空气影响,6日凌晨开始浙江省西部南部率先转为雨(雪)天气。此次雨夹雪或雪主要出现在山区,气温将降至0度以下,可能会导致早生品种春茶冻害。
本篇文章来源于第一茶叶网 原文链接:http://news.t0001.com/2014/0306/article_167629.html
6日は二十四節気の啓蟄で、「啓蟄になれば、仲春が始まる」と言われますが、浙江省気象台の話によると、寒気の影響を受け、6日の朝から浙江省西部・南部では雨(雪)の天気になりそうです。今回のみぞれや雪は主に山間部で現れ、気温は0度以下に下がる見込みで、早生品種の春茶に凍害をもたらすかもしれません。
浙江省気象台の観測によると、現在浙江省でみぞれや雪が降っている主な地域は、衢州市開化県、衢州市常山県、杭州市淳安県、臨安市昌化、杭州市桐廬県、金華市磐安県などで、上述の地区の気温は0.5~2℃に下がっています。そのほかの大部分の地域では現在の気温はまだ4~6℃あり、主に雨となっています。
啓蟄の時期は万物が目を覚まし、春が大地に戻ってくる時期ですが、どうして雪が降るのでしょうか?杭州市気象台の台長の話によると、今回、寒気が下がってきたことにより、杭州の気温が低くなり、上空3000mの気温はマイナス4℃と推定され、地表近くの温度は2度前後です。そして、暖かい湿った空気が流れ込んでおり、水蒸気が十分にあるのです。そのため、寒気が張り出してくるにつれ、雨はみぞれに変わってしまう条件を満たすのです。
浙江省気象台の予測によると、6日の気温はゆっくりと下がる見込みで、中西部の一部の地域ではみぞれまたは雪となり、山間部では雪のところが多くなり、その他の地域では主に雨になるでしょう。7日の南部は北から雨となり、浙江省の中部・北部も雨に変わっていくでしょう。浙江省の最低気温は西部の山間部で0度~マイナス2度となり、薄い氷が張るでしょう。沿海部は3~5度。その他の地域は1~3度で、防寒の対策を前倒しで行う方が良いでしょう。
気象部門は、今回の寒気の影響で、山間部では雪が降ることが見込まれ、気温は0度以下になるため、早生種と中生種などの摘採期を迎えた春茶には深刻な影響が出る恐れがあると注意を呼びかけています。茶農家たちには、凍害の対策をとるか急いで早めに摘み取るのいずれかの対策を積極的に採るように呼びかけています。 このほか、農家のみなさんは雨が続くと農作物に悪い影響が出るので、それを防ぐために準備をすること、雨や雪では道路が滑るので、車の運転に気をつけることなども注意するべきです。
少し前までの雪は、”吉祥の瑞雪”と言っていましたが、さすがに、この時期に来ての雪や低温は新芽に大打撃になりそうです。予報が良い方に外れてくれると良いのですが。