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独特の製法で”世界茶王”となった安化千両茶

あまり日本では見かけない千両茶。
そんな千両茶の記事がありましたので、ご紹介します。

 

安化千两茶独特工艺成就“世界茶王”

独特工艺成就“世界茶王”历经近80道传统工艺制作,加上49天日晒夜露,以及天然材质的包装……安化千两茶以其古朴大气的外形、特殊的生产工艺、独特的成茶品质和保健功效,被誉为“世界茶王”。 1月17日,在长沙举行的湖南省专利奖励表彰大会上,安化茶叶协会的“千两茶的制作方法”获得了2013年湖南省专利奖一等奖。

本篇文章来源于第一茶叶网 原文链接:http://news.t0001.com/2014/0120/article_166003.html
独特の製法は”世界茶王”にさせます。出来るまでには80近い伝統的な技法での製造工程があり、更に49日間あまり日に晒し夜には露をつけ、更に天然の材質で包装します。安化千両茶は、その古く、素朴で、上品な外観、特殊な製造技術、独特のお茶の品質と保健効能によって、”世界茶王”の誉れを得ています。1月17日、長沙で開催された湖南省特許奨励表彰会の席上で、安化茶葉協会の”千両茶の製造方法”は2013年湖南省の特許賞の一等賞を獲得しました。

安化千両茶は、またの名を”花巻茶”といい、清朝の同治年間から作られ始めました。船長茶は安化の黒毛茶二級、三級を7~8割を主要な原料とし、独特な製造技法で加工をします。外観は長い円柱状の安化黒茶の製品となります。そのあとで、この円柱状の茶を切ることで、各規格の茶餅にされます。
その製造方法は独特です。高温で蒸し煮にして、再び発酵させる技法を使っているので、茶葉の色と香り、味がともに良くなります。独特の大自然の中の涼しい場所に49日間以上置いて乾燥するという技法を用いています。茶葉は天と地のエキスを吸い、歳月の息吹を集め、乾燥と発酵によってこれらを統一します。蓼(笹)の葉、粽の葉を内側に、外側に格子状の籠を巻いて籖で縛り付けて圧縮し、包装と茶を精製の過程で一体とすることで、黒茶の輸送や貯蔵の問題も解決しています。多段階の緊圧と収縮性のある格子状の竹籠という構造を採用することで、伝統的な黒茶の味の差や茶葉の緊圧の問題を解決するだけでなく、独特な古く、素朴な自然の美観をも有することが出来ています。このような発明は国内外で初めてのものであり、あるいは国内のレベルをリードするものです。

「千両茶の製造技法」は2007年末に国家の発明特許を獲得しており、2008年には国の無形文化遺産保護リストに掲載されました。この一体の濃厚な民族の特色を濃厚に有しており、重要な歴史的価値や文化価値、そして収蔵価値を備えている安化千両茶の製造技法は、回復とレベルアップを行うことで、安化黒茶の国内外の市場を掘り起こし、そのしっかりとした足場を築いています。

統計によると、2007年から2012年までの安化黒茶の総生産量は16.8万トンですが、そのうち千両茶の産量は80450トンで、安化黒茶の総生産量の50%を占めます。千両茶の主な販売先は、香港、台湾および東南アジアの国々で、2007年の輸出量は130トン前後でしたが、そのブランド影響力がどんどん拡大しているため、輸出量は年々増加しています。統計によれば、2007年から2012年までの輸出量は1022トンで、輸出単価は1kgあたり約100元です。

 

安化黒茶の半分が千両茶だという統計があるようです。
日本にいる限りでは、なんとなく「千両茶は、安化のお茶の中でもマイナーなお茶なんじゃないか・・・」というイメージがあったのですが、どうやらそれは大間違いのようです。

 

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