お茶の賞味期限というのは、お茶にあまり馴染みのない消費者にとっては、とても気になるところではないかと思います。
中国ではどういう解釈になっているのか、解説している記事がありましたので、ご紹介します。
茶叶没有保质期
“茶叶到底有没有保质期,保质期又是多久呢?”昨日,记者在陆羽茶都碰见买茶的徐则女士,买东西总要看保质期的她,对茶叶的保质期心存疑惑。对此,湖北省茶叶学会理事长李传友表示,现在国家对茶叶的保质期取消了限定,不过,茶叶买来后,还是要尽快饮用,适当存放,否则茶叶的口感会变差。
本篇文章来源于第一茶叶网 原文链接:http://news.t0001.com/2013/0301/article_158102.html
記事は、「お茶の賞味期限がどうなっているのか?」と消費者の女性が心配しているところから始まっています。
これに対して、湖北省茶葉学会の理事長は、「現在、国では茶葉に関しての賞味期限に関しては特定の取り決めをしていません。ただ、茶葉を買ってきたら早めに飲むか、適切に保存する方が良く、ソウしないと、お茶の味が変わってしまいます」と言っています。
市場に出回っているお茶を見ると、会社によって賞味期限の基準はまちまちです。
緑茶を作っている会社のものは、包装に賞味期限が12ヶ月と書いてあり、他の多くは18ヶ月と書いてあります。
紅茶の賞味期限の多くは3年で、青磚茶、プーアル生茶、プーアル熟茶などを含む黒茶類では賞味期限の記載はありませんでした。
茶葉学会理事長によると、国が茶葉の賞味期限の義務づけを取り消したのは、会社には品質管理の基準が既にあり、それを告知する方が良いと考えているからです。
会社ごとの作り方によって、一定の間の品質保証ができるので、消費者はその期限内に飲むことがよいのです。
とはいえ、茶の品質は温度や光線、湿度の影響を受けますので、保存が不適当だと茶葉は元の風味や口当たり、香り、水色などに変化が出てしまい、これは変質になります。
中国では、賞味期限は各会社が「うちのお茶はここまで美味しく飲めます」ということを表明するための表示になっているわけです。
なので、早く飲み切ってもらわないと困る、というものは短くなっていますし、寝かせられるものは、長めになっています。
保管が悪くかびたりしていなければ、お茶は飲めるものなのですが、このへんは消費者の良識に委ねられるところですね。