「岩茶の岩韻がよく分からない」という話もよく聞きます。
それは、ひょっとしたら味わい方が違うのかもしれません。
味蕾带你品岩茶之“真韵”
品茶是一门学问,品岩茶更是一门极深的学问。公泰名茶掌门人孙康荣(老山)认为,工欲善其事,必先利其器,“要对岩茶滋味有深刻体会,就要先了解我们品茶最重要的工具——舌头。”
本篇文章来源于第一茶叶网 原文链接:http://news.t0001.com/2013/1218/article_164935.html
品茶は一つの学問で、岩茶を品茶することは一つの深い学問です。ある会社の責任者は、仕事を良く行おうと思ったら、まずはその道具を知ることにあるのと同じように、「岩茶の味をより深く理解したいのならば、まず私たちは品茶を行う上で最も大事な道具である、舌について理解しなければいけません」と言います。
「舌がその部位によって違う味を感じることを深く理解することは、武夷岩茶特有の啜り飲みの鑑定方法を会得する助けになり、岩茶の本当の韻を感じることができるようになります。」
<品茶をしようとするなら、まずは味蕾を知る>
私たちが味を判別できるのは舌の表面を覆うようにある味蕾によるもので、さらに舌のなかでも違う場所にある味蕾は、違う味を感じるのです。
一般的に言えば、味蕾が感じる味は、甘さ、酸っぱさ、苦さ、塩辛さの4種であると言われ、そのほかの味覚である渋さや辛さなどはこの4種類の融合によって生じます。甘さを感じる味蕾は舌の先に多く、酸っぱさを感じる味蕾は舌の両側の後ろ半分に多く、苦さを感じる味蕾は舌の付け根の部分に集中しており、塩辛さを感じる味蕾は舌の先と舌の両側の前半分にあります。味蕾の他にも、した都口の中には多数の触覚と温度を感じる細胞があり、これらの感覚が総合されて、多種多様な混ざり合った感覚を生み出します。
舌に対しての基本的な理解があれば、私たちは岩茶の品茶をより良くできるようになります。たとえば、岩茶を品茶する際には舌の後ろをできるだけ避けるようにします。なぜなら、舌の根っこは主に苦味を感じるからです。岩茶の茶水は、あのように微妙で変化が多彩なので、人にとっては心地よい”苦渋味”は舌の根っこで直接味わってしまうと、特に苦渋く感じてしまうのです。
<適度な”啜り口”で啜り飲む>
啜り飲みは、岩茶の鑑定でよく見られる方法です。簡単に言えば、茶水を口に入れたら、両頬に沿って喉へ直行させます。ただし、このときには長年の鑑定によってのみ会得できる、非常に多くの細かな技術があります。
茶水を口に入れる方法が適当でないと、感じられる味は相当に違ってしまいます。啜り飲みの方法は具体的には以下のようなものです。
茶水を口に入れる際は、自然に吸い込むようにし、スピードは速すぎることなく、舌の形は正確であらねばなりません。味わうときには、茶水を口から淹れた後、舌の先は上の歯の根っこにあり、唇は少し開け、舌は少し持ち上がっています。茶水が舌の中間に来たら、腹式呼吸を用いて口からゆっくりと空気を吸い込みます。茶水を口の両側に十分に行き渡らせるため、茶水は舌の上でかすかに転がして、気化させるようにします。続けて二回ほど息を吸い込むと、岩茶の味わいの層が豊富であり、質感に様々な味があることが分かります。そうしたら唇を閉じて息を吐き、三口ほどに分けて徐々に飲み下すと、喉に来る感覚は甘く滑らかで、戻りの余韻があります(これがいわゆる喉ごしです)。
いわゆる品茶をする際は、小口で飲むことが必要です。このほかに自然に声を出すようにすることも良く、適度に”啜り飲みの口”をつくります。この目的は口の中の味蕾の神経を呼び覚まして、味を分かりやすくするためで、唾液の分泌を促す効果もあります。
武夷岩茶の飲み方を記した最も古い記録は、袁枚の「随園食単 茶酒単」で、その中の”武夷茶”にはこのようにハッキリと書いてあります。「口からすぐに飲み込むのを我慢し、まずはその香りをかぎ、次にその味を見て、徐々に飲み込んでいくと味が分かる。すると清らかな香りが鼻をくすぐり、舌には甘みが残る」
最初は意識してやると舌を噛みそうに?なるかもしれませんが、少しずつ試してみると、味がよりハッキリ分かるようになるかもしれません。