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政和白茶がブームになりつつある

紅茶ブーム、黒茶ブームなど、いろいろなお茶が急にスポットライトを浴びることも多い、中国のお茶業界。
また新たなブームの予感です。

 

政和白茶热带动春茶销售翻番

3月,每访茶厂,看到的总是忙碌的景象。但今年,在政和的大多数茶厂内,除了红茶生产一片红火外,白茶生产也不可小觑,产量同比至少翻番。业内人士表示,近年来,随着白茶消费在北方市场日渐升温,政和白茶也备受消费者青睐,成为热销茶类之一。

本篇文章来源于第一茶叶网 原文链接:http://news.t0001.com/2013/0403/article_155088.html

 

3月、お茶の工場を訪ねると、いつも忙しそうな風景があります。
しかし今年、政和になる多くのお茶工場の中では、紅茶の生産が盛んなだけではなく、白茶の生産も侮れないものがあり、産量は少なくとも倍になるはずです。
業界関係者によると、最近、白茶の消費が北方市場で日増しに高まっており、政和白茶は消費者の愛顧を受けて、よく売れるお茶の一つになっているそうです。

政和の茶葉会社のオーナーは、「3月中旬、工場では福安大白茶、福鼎大毫茶などの品種を用いて、白茶を生産します。しかし、今年3月中旬の雹害などの悪天候の影響から、生葉が減産となったため、生葉の価格は例年より約50%上昇しました」と話しています。

例年、この時期の福安大白茶の生葉価格は500gあたり10元前後でしたが、今年の価格は14元前後にまで値上がりしています。
このほか、福鼎大毫茶、福雲6号などの生葉価格も、皆ある程度の上昇が見られます。

生葉価格の上昇は、必然的に製品茶の発売価格に影響します。
北方市場で白茶の販売が好調であるという背景があり、白茶の生産コストも増加しているため、今年の政和白茶の価格は下がるどころか、むしろ上がっています。

「3月はじめ、白茶がまだ生産していないときに、省外から、特に北方のお客さんが続々と白茶の注文書を送ってきました。昨年と比較すると、今年の政和白茶の予約量は昨年よりも少なくとも倍はあります。注文書から見ると、白毫銀針、白牡丹、白茶餅が主に購入されている品目です。そのうち、白茶餅の販売量の伸びが特に顕著です。」と、茶葉会社のオーナーは語っています。
現在、工場出荷額が50元の白茶餅が最もよく売れているそうです。もちろん、数百元から千元くらいまでの白茶も、主な購入対象になっています。

実のところ、政和白茶がよく売れるようになってきたのは、今年に始まったことではありません。昨年の初めから、政和白茶の販売はすでに明らかな上昇局面にありました。
政和県茶葉技術拡大総局の数値によれば、昨年政和白牡丹の産量は2000トン、白毫銀針の生産量は500トンで、大幅な伸びとなっています。

しかし、政和白茶は国内市場では非常に良く売れていますが、コスト上昇などの要素から、今年政和白茶の海外市場はあまり楽観できません。

「白茶のコストが上がったといっても、国内市場には影響を与えるものではない。しかし、輸出には大きな影響が出るだろう」と茶葉会社のオーナー話しています。
歴史的に政和白茶の多くは東南アジア地区に販売されており、これらの地区が必要としている白茶の価格は一般にそんなに高くなく、多くは数十元程度の中低級クラスの白茶です。
そのため、今年のような白茶価格の上昇ということがあると、輸出には影響がでるのです。

 

<政和白茶もまた名茶です>

白茶というと、多くの消費者が福鼎白茶のことしか認識しておらず、政和白茶はあまり知られていません。実際には、政和県では、福建三大紅茶に入る政和工夫を除くと、政和白茶は政和の一大ブランドであり、その品質はとても優れており、お茶の歴史書などにも記載されています。

中国の白茶の重要な主産地として、政和県の白茶の源流は深く、唐の末から宋の初期にまで遡ることができます。宋代になると、政和は北苑貢茶の主要産地となり、生産された銀針茶は珍重され、文人たちには「北苑霊芽天下精」と賞賛されました。
1115年(宋の徽宗帝の政和年間)に、当時の関隷県は貢茶銀針を献上したことによって、当時の年号をとって、政和県と改名されることになりました。

新中国成立後、国民経済の回復と国家の茶葉生産への後押しもあり、政和県の茶葉生産は発展し、茶産地の様子は大きく変わりました。特に、改革開放以後、政和県は環境保全を進めながら茶産業が急速に発展し、政和県の主要な伝統産業となりました。
政和県内の石屯、東平、熊山などの町は白茶の重要な産地で、福安大白茶、政和大白茶、福雲6号などの品種を植えています。

政和白茶のもともとは在来種の小さな芽を原料としており、清朝元年、政和の鉄山鎮で大白茶樹種(国家級優良品種)が発見され、これを広く栽培するようになり、この原料を使って白牡丹、白毫銀針、寿眉、白毛猴、蓮心などの多くの良質な白茶ができました。政和白茶は純粋なうまみ、白毫の香り、涼感のあるさわやかさという品質特性があり、中国の原産地保護品目になっています。

 

どちらかというと、香港など南方のお茶という印象がありましたが、北方市場での人気が高まっているようですね。
白茶餅が売れているというあたり、なんとなく寝かせておく人たちもいるのだろうな、という印象を持ちました。

 

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