緑茶市場の一つのベンチマークにもなっている西湖龍井。
今年は、どうやら増産になりそうだとか。
雨水多养分足,西湖龙井春茶将增产
过了元宵节,眼看着春天渐渐走近,有些按捺不住的茶客已经惦记上了今年的春茶,何时采摘,产量怎样,品相如何,价格多少……
昨天,记者到西湖边各茶园走了一趟,有些茶树上已经吐出米粒大小的新绿,茶农们说,2012年雨水多养分足,估计今春茶叶将增产5%。
本篇文章来源于第一茶叶网 原文链接:http://news.t0001.com/2013/0228/article_158009.html
元宵節を過ぎ、春が目に見えて近づいてくると、今年の春茶がいつ摘まれるのか、産量はどうなのか、品質はどうなのか、価格はいくらぐらいなのか・・・といったことに思いを巡らせるようになります。
昨日、記者が西湖周辺の茶園を回ったところ、樹には米粒ほどの大きさの新芽が出ていました。
「2012年は雨も多く、栄養分も豊富だったので、今年の春茶は5%の増産になるだろう」と茶農たちは、予想しています。
現地はまだ空気が冷たいようですが、日当たりの良い場所では萌芽が始まっており、茶畑の中には、ほんの5mmほどの緑の新芽が点々とある状態だそうです。
そのはかなげな様子は、落ちてしまうのを恐れて、記者が大声を出すのが憚られるほどだとか。
ここ数日、茶園を訪ねてくる観光客もあり、彼らはお茶のことを聞いていくそうですが、その際、多くの茶農家は3本の指を立てた手を出して、「冬の間に3回雪が降ったら、それは豊作の年のめでたい兆しの雪なんだよ」と笑って答えるのだそうです。
冬の間、害虫のさなぎは 土の中に潜り、土壌で暖をとりつつ生命を維持し、子孫を残します。そして翌年には茶葉の汁を吸うのです。
何回か雪が降ると、土壌は凍りつき、害虫のさなぎが凍死することも少なくありません。
龍井茶にとって、冬の雪は決して怖いものではなく、むしろ水分を与えてくれる恵みのものであり、茶葉の品質を高めることにとても良いものなのです。
それでも、米粒のような新茶が頭を出しているのですから、週末に寒気がやってきて、気温が0℃近くになったら、新茶は凍害に遭ってしまうのではないでしょうか?
こう農家に訪ねると、彼は頭を振りました。
今は怖くないです。あなたが布団の中から頭だけを出しているようなものなので、凍りつくことはありません。しかし、3月中旬くらいに寒気が来るとなると農家は焦ります。このときは芽が既に伸びた後で薄くなっているので、もっとも凍りやすい時期なのです。
少し冷えてしまうと葉っぱは赤くなり、我々が「焦げ落ちる」と呼ぶものになり、お茶の芽は全滅します。
それでは十数日後の天気はどうでしょうか?
茶農家たちは、冬の終わりから春にかけての気温の上がり下がりに慣れており、竹竿や覆い布などといった防寒設備を既に用意しているのです。
西湖区のある農家は、「今年は春が早くやってきていて、春の後の降水量も多く、茶園の水分、養分ともに充足している。これは茶葉の成長に大変有利で、茶葉は早めに摘むことができそうで豊作になる良い兆しです。昨年よりも5%程度産量は増えると予想しています」と述べています。
この話には、多くの農家も同意しています。
豊作の光が見えてきたところですが、茶農家たちは既に忙しくなっています。
ある農家では春茶を作るための色々な準備を行っています。
お茶を炒める鍋を磨いたり、工具を整えたりといったことはもちろんのこと、それに加えて、彼は
「20日あまりのお茶の繁忙期にとって、今一番重要なことは体力を整えておくことだ。その時期は毎日3,4時間しか眠れないからね。茶葉を摘んできて、お茶を作り終えるのは夜の12時頃。深夜3時には起きてお茶を売りに行かなければならない。この時期のお茶は、一日一価なので、もたもたしていられないよ」と言っています。
また、ある茶農家は早くも5,6名の茶摘み人を手配しました。また、梅家塢の別の農家は8名の茶摘み人を手配しました。
「私が前日に電話すれば、次の日には村に来て茶摘みをしてもらえるようにした。でも、本当の茶摘みのピークが来たら、奥さんの実家がある富陽市の親戚たちにも手伝ってもらう予定だよ。茶摘み人は毎年毎年、呼ぶのが難しくなるし、労賃も毎年毎年高くなる」とのこと。
昨年の茶摘み人の労賃は1人1日あたり70~80元になっており、既に耐えられないところまで来ており、今年はさらにひどくなる見込みだそうです。
春茶の産量も人件費も一緒に高くなるとなれば、今年の春茶の価格は上がるのか下がるのか?
茶農たちの気持ちは読み切れません。
どうやらこのまま行けば、今年は産量も多くなり、品質も良くなりそうです。
が、茶摘み人不足から、労賃の上昇は避けられない見通しで、このへんがどうなるかで価格は決まってきそうですね。