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四川省雅安市名山区、”蒙頂山茶”シリーズ標準の勉強会を実施

中国では多くの銘茶のブランド名は知的財産として保護の対象となっており、勝手に使用することはできなくなっています。
そのような根拠になってくるのが、さまざまな「標準」と呼ばれる”規格”ですが、農家などの生産者を対象にした勉強会が開かれたようです。

 

蒙頂山茶ブランド発展戦略の実施のため、茶葉会社のさらなるアップグレードを助け、四川のお茶の金の看板を磨き、蒙頂山茶産業をさらに発展を進めて行きます。
9月20日、名山区市場監督管理局は名山区茶業協会とともに蒙頂山茶シリーズ標準、知的財産権、過度な包装の制限標準などに関する知識勉強会を実施しました。
今回の勉強会には、四川農業大学教授で、博士課程の指導教員でもあり、蒙頂山茶シリーズ標準の主要な起草人の一人である杜暁氏、四川省茶葉流通協会秘書長で、高級評茶師で有、蒙頂山茶シリーズ標準の主要な起草人の一人である陳書謙氏などの先生方が主に講義を担当しました。
名山区市場監督管理局、名山区農業農村局、名山区茶業協会、蒙頂山茶の使用権限を得ている企業などの60名あまりが勉強会に参加しました。

勉強会では、蒙頂山茶シリーズ国家業界標準の制定(改訂)の過程、産品の種類の市場でのポジショニングなどの知識を紹介し、『”蒙頂山茶”生産加工技術規程』、『蒙頂山茶 第1部分:基本要求』、『蒙頂山茶 第2部分:緑茶』、『蒙頂山茶 第3部分:黄茶(GH/T 1351-2021)』、『蒙頂山茶 第4部分:紅茶(GH/T 1352-2021)』、『蒙頂山茶 第5部分:花茶(GH/T 1353-2021)』と『商品の過度な包装を制限するための要求 食品と化粧品』(GB 23350-2021)などの標準について解説し、知的財産権と関連する法律法規と結びつけて、ケーススタディー方式で、蒙頂山茶地理標志区域”公用ブランド+企業ブランド”を企業の製品の包装にどのように活かし、さまざまな標識表示を使用する際の評価などを行いました。

会の最後には、味独珍茶業、正大茶葉、霧本茶業などの茶葉会社が提出した製品の等級分類、販売パッケージの標識や表示、過度な包装などの問題について、一つ一つ回答をしていきました。
今回の勉強会は”蒙頂山茶”の発展には重要な意義があり、茶葉のさらなる規範的な生産加工を推し進め、生産加工技術の流れを完璧なものとし、”蒙頂山茶”製品の品質を高め、茶葉のエコで簡素な包装を推進し、”蒙頂山茶”の多様化を促進し、市場での発展に対して積極的な作用を発揮するはずで、また”蒙頂山茶”ブランドの影響力を高めることを確実なものとしてくれるでしょう。

 

「中国は知的財産権の保護がいい加減である」というのが、おそらく大方の外国人のイメージなのですが、さまざまな方策で意識を高める取り組みを行っているようです。
ブランドの使用方法についてのマニュアルなども完備されているようで、このあたりは意外な印象を持つ方もいるかもしれません。

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