貴州省茶文化博物館という新しい博物館が、貴州省貴陽市の清鎮市で建設されるそうです。
8月13日に判明したことは、貴州省茶文化博物館プロジェクトは正式に契約に成功し、清鎮市物流新城の区域内にある、茶肆大観園の中に建設されるということです。
取材によると、省茶文化博物館は貴州省茶葉協会が申請し、省文化観光局が許可し、省民政庁が認可した省レベルの公益性を有した民営茶文化博物館です。建設と開発の目的は、貴州省の特色ある茶文化の発掘と高揚と保護であり、貴州茶文化のソフトパワーを凝縮し、都市文化の茶の客間を建設し、貴州の特色ある茶製品の開発とブランド保護をさらに推し進め、貴州の茶産業の発展を促進して、貧困脱出の活動を助け、ゆとりある社会を歩むためのものです。
このプロジェクトは、清鎮市政府と省茶葉協会が共同で建設するもので、総面積は約1万㎡です。館内は、茶サンプル館、茶具館、書画館、茶文化体験館とオフィス、駐車場などのエリアからなります。省茶葉協会は1000点の歴史的な茶サンプル、現代の茶サンプルと六大茶類の茶サンプル、1000点の歴史茶具とさまざまな茶具、500点の茶に関する書、絵画作品を提供し、全て博物館の所蔵品とします。建設プロジェクトの期間は10ヶ月で、2021年5月の貴州省茶博会の期間に開館する予定です。
取材によると、建設プロジェクト期間において、同時に館に展示する所蔵品の収集活動を展開します。プロジェクトの建設が終われば、茶肆大観園とともに、清鎮市にまた新たな特色ある文化旅行プロジェクトとなる見込みです。同時に、省茶葉協会は省内のさまざまなお茶の技能コンテストとその他のお茶のイベントを、この館内で開催することを計画中です。
各地で誘致合戦があったようですが、最終的に省都・貴陽市の行政区域内にある清鎮市に落ちついたようです。
2021年5月の茶葉博覧会に合わせてのスタートとのことですが、所蔵品の収集はこれからとのことなので、様々な面で突貫工事になりそうです。