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中国の茶、ミャンマーの茶業界に打撃を与える

国境を隣接する中国とミャンマーの間では貿易が活発化しています。
ミャンマー側のお茶が中国のプーアル茶として出荷されるなどのケースもありますが、中国のお茶がミャンマーの茶業に与える影響は良いことばかりでは無いようです。

中国茶叶冲击缅甸本土市场 部分工厂被迫关闭

《缅甸金凤凰报》6月27日讯:缅甸茶叶从业者协会消息,目前通过中缅边境口岸进入缅甸的中国茶叶每月约有70吨,由于中国茶叶的制作工艺更优,给缅甸茶叶商造成了冲击,部分工厂被迫关闭。一些茶叶从业者表示,缅甸周边国家如中国、泰国、越南、斯里兰卡和孟加拉国都有茶叶种植园,随着东盟贸易协定的推进,未来缅甸茶叶市场竞争将更加激烈,缅甸有必要提高茶叶制作技术以迎接未来的挑战。

本篇文章来源于第一茶叶网 原文链接:http://news.t0001.com/a/201606/00004876.html

『金鳳凰報』(訳注:ミャンマーの中国語紙)6月27日の報道より:
ミャンマー茶業従業者協会の情報によると、現在、中国・ミャンマー国境からミャンマーに入ってくる中国のお茶は毎月約70トンです。中国の茶の製造技術がより優れているため、ミャンマーの茶商たちは打撃を受けていて、一部の工場は閉鎖に追いやられました。ある茶業従事者によると、ミャンマーの周辺国家、中国、タイ、ベトナム、スリランカとバングラデシュなどの国はいずれも茶葉の栽培を行っていて、ASEANの貿易協定が進むにつれ、将来ミャンマーの茶葉市場は競争がさらに熾烈になり、ミャンマーは将来の試練のために、茶の製造技術を高めなければなりません。

 

中国の茶業は機械化を推し進めることで、より低コストに品質の安定したお茶を作り出すようになってきているので、産業として高度化していないミャンマーの茶業界は苦境に陥っている面もあるようです。このままでは、中国への安価な原料供給地となるしか生き残りようがない状況ですが、果たしてどうなることでしょうか。

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