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中国とイタリアの茶業提携が安渓で始まる

イタリアと中国との間で、茶の調達に関する面白い取り組みを行うようです。

意大利与中国首个茶产业合作项目落户福建

3月31日,由海峡两岸茶业交流协会、意大利食品保障与安全国际基金会联合主办的中意安全食品茶产业合作会在福州举行。会上,首个中意安全食品茶产业合作项目正式启动,这意味着未来五年内,福建将有3万亩采用意大利食品安全管控技术建设的优质茶园直接向意大利供货,并以意大利为桥头堡,走向欧盟市场。

本篇文章来源于第一茶叶网 原文链接:http://news.t0001.com/a/201604/00004161.html

3月31日、海峡両岸茶業交流協会、イタリア食品保障と安全国際基金会が共同で主催した、中国イタリア安全食品茶産業合作会が福州で開催されました。会の席上、中国とイタリアは初の安全食品茶産業協力プロジェクトが正式に動き出しました。これはこれから5年以内に、福建省はイタリアの食品安全管理コントロール技術を採用した優良な茶園を3万畝つくってイタリア向けに直接供給するもので、イタリアを橋頭堡としてEU市場に向かっていくというものです。

イタリア大統領の文化顧問であるLouis Godart氏、イタリアの駐広州総領事Egoli氏、イタリアの元農業大臣であり食品保障と安全国際基金会主席のFontana氏と福建省の関連部門、高校、科学技術研究院、茶葉会社の責任者などが記者会見に参加し、中国とイタリア双方が茶業の領域で今回、深い協力を行うことを見届けました。

今回の中国イタリア茶産業プロジェクトの相手方は泉州盛世三和公司とTWBイタリア社です。TWB社は食品保障と安全を目的とした低営利企業で、非営利基金のIFFSS(食品保障と安全国際基金会)の持ち株会社です。盛世三和は鉄観音の栽培、加工、販売を主とする有名な茶葉会社で、中国馳名商標も持っています。2014年と2015年、三和社は、中国フランス国交50周年と中国イタリア国交45周年の国賓礼茶を提供したメーカーです。2015年12月、三和茶業とTWB社はイタリアのローマで提携合意書に調印し、イタリアの先進的な農業産業化運営方式や食品安全管理技術と管理経験を導入し、EUの標準に合わせて、”中国イタリア産業協力プロジェクト”を安渓県で実施することで一致しました。合意書の内容によれば、5年以内に、双方は安渓で3万畝のイタリア向けの栽培面積を用意し、その製品をイタリア国内の500箇所の中国茶販売拠点と100軒の専門店に輸送することになっています。

三和社の董事長・呉栄山氏は、安渓は多くの茶園が緑色食品認証や有機認証を持っていますが、輸出にはさらに輸出国の基準で審査を受けなければなりません。イタリア食品保障と安全国際基金会と食品専門のグループとの提携は、直接EU基準の栽培管理で行うので、安渓鉄観音をより素早くEU市場に展開することができます。さらに福建の茶葉会社も国家の”一帯一路”戦略に則って行動することになり、供給側の改革をよりよく行うことで、茶業の転換とグレードアップを具体的に行うことができます、と話しています。「今回の提携を通じて、三和の優秀な鉄観音が、福建省のお茶がEUに直接販売する先例となります。同時に、私たちはイタリアの優秀な食品を紹介し、中国市場へ導入したいです」とも述べました。

IFFSSの設立委員会のトップであるFontana氏は今回の提携の双方の先行きは良いものになると見ています。彼は、文化の厚みのある中国茶はきっとイタリアだけでなくEU市場で成功するでしょうと考えています。Egoli氏は、農業はイタリアの経済において重要な位置を占めており、EUの食品安全局もイタリアに設立されています。TWB社と盛世三和社の提携は、三和社のEU基準への適応を助けることになると思いますし、中国茶をヨーロッパに紹介するためにもなりますし、中国の消費者にもイタリア品質の製品をより多く触れ、理解してもらえるでしょう、と話しています。

 

福建省に茶園を3万畝用意するので、それをイタリア(というかEU)基準で管理・生産し、そこで作ったお茶をイタリアが引き受けましょう、という内容のようです。もちろん一方通行ではなくて、イタリア製品を同社などが扱うということも含まれているようです。
食品は即健康被害に直結するだけに、国境を越えるのには関税以外にも様々な障壁があるので、これがそれを低くすることに繋がれば面白いですね。

 

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