安徽省黄山市の屯渓に、太平猴魁茶文化博物館がオープンしたそうです。
安徽黄山:首家太平猴魁茶文化博物馆正式开馆
12月27日,黄山市首家太平猴魁茶文化博物馆在徽茶中心屯溪正式开馆。该馆位于屯溪中心城区,展馆面积900多平方千米,由黄山六百里茶业股份有限公司投资兴建。展览陈列基本以太平猴魁为主题,分为五大展示区,内容丰富、史料详实、亮点纷呈,其建成开馆,填补了黄山市茶文化专业博物馆的空白,更成为展示太平猴魁悠久茶文化的重要载体。
本篇文章来源于第一茶叶网 原文链接:http://news.t0001.com/a/201512/00003626.html
12月27日、黄山市では初めてとなる太平猴魁茶文化博物館が安徽茶の中心地である屯渓で正式にオープンしました。この博物館は屯渓の中心地にあり、展示館の面積は900平米あまりで、黄山六百里茶業股份有限公司が投資して開設したものです。展示や陳列は基本的には太平猴魁をテーマにしたもので、5つの展示エリアに分かれていて、内容も豊富で史料も充実しており、見どころも多くあります。これは黄山市に茶文化専門の博物館が無かったことを解消するものであり、さらに太平猴魁の悠久の茶文化を展示する重要な場となります。
取材によると、太平猴魁博物館は黄山市政府の認定を経て、太平猴魁茶の文化を対外的に伝える大型の専門博物館です。この博物館には5つの見どころがあります。1つは太平猴魁の柿大茶品種の実物展示があることです。2つめは、太平猴魁の作り方・製造技術が生き生きと見られることで、製茶道具に加えて写真や文字での説明があり、まさに茶摘みから枝取り、殺青、焙煎、成形、保存など9つの主要工程にある20あまりの技法の流れが紹介されていて、茶摘みの時期には実際のデモンストレーションを行うこともでき、太平猴魁茶の愛好者が自ら作ることもできるようになっています。3つ目は、道具の展示で、実物によって中国茶文化の伝承と発展を伝えます。4つめは、偉人と太平猴魁の関わりについての展示です。最後に太平猴魁の歴史文化の展示で、太平猴魁が深い山からどのように大都市へ向かい、さらには国際舞台で成長していったかの歴史を知ることができます。
「中国十大名茶のうち、安徽省は4つを占めています。良いお茶には必ず良いお茶の品種が必要で、優れた茶品種と優れた独特の地理環境がそろってこそ、優質なお茶を育てられるのです」と黄山市文化委員会主任の胡建斌氏は、開館式でこう述べました。「安徽省のお茶の歴史は古く、文化も光輝いていて、これは中国のお茶の美しい1つの章です。太平猴魁は安徽省のお茶の中の偉丈夫で、百年前(1915年)にはパナマ万国博覧会で金賞を受賞し、今年は六百里の太平猴魁がミラノ万博で大きく展示されました。太平猴魁の歴史と文化はとても広くて深く、独自の旗印を掲げていて、安徽省の茶文化の光り輝く星の1つです。国礼のお茶、国家無形文化遺産、中国名茶の郷など一連の栄誉は、太平猴魁の首にかけられて輝いています。文化というものは発揚することが必要で、無形文化遺産は伝承されなければなりません。安徽省の茶文化を高揚し、太平猴魁の名声をさらに高めるためにも、太平猴魁博物館は1つのステップアップのための新しい場であり、太平猴魁をさらに遠くへ向かわせることでしょう。
太平猴魁博物館館長で、黄山六百里茶業股份有限公司の董事長・鄭中明氏は、太平猴魁博物館を別の土地に作った目的は、奥深い太平猴魁の歴史を高揚させることが趣旨であり、十分に太平猴魁の名声を高めるためには、広い黄山市の人々や黄山市に来る旅行客にお茶を味わってもらうための理想的な場所だからです、と話します。
「ここにある1つ1つの文物はいずれも太平猴魁の歴史文化の縮図であり、見学することで、私たちは太平猴魁の紆余曲折のある不思議な物語を見ることができますし、太平猴魁がなぜ世界各地で名声を得たのかを知ることができます。この博物館は歴史的名茶太平猴魁の生きた教室というだけでなく、安徽省のお茶の悠久の歴史とまばゆい歴史を代表しているようです」とある来賓は、博物館を見学したあとにこのように述べました。
太平猴魁の産地は、黄山市の中でもかなりの山奥なのですが、こちらの博物館は黄山市中心部の屯渓に作られたようです。
茶葉会社の作った博物館ではありますが、黄山に訪問したお茶に興味のある方の定番スポットになるかもしれませんね。