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広東省梅州市、客家の茶文化を伝える茶まつりを初開催

客家の人々は独自の茶文化を持っています。
日本で有名なものは、台湾の人たちの作る東方美人だったり擂茶などかもしれませんが、それ以外にも様々な文化があり、それを紹介する茶まつりが広東省で行われたそうです。

广东梅州举办茶文化节推广客家茶文化

为期3天的梅州首届茶文化节于元旦假日期间在梅州锦绣国际茶博城举办,通过茶艺歌舞表演、茶壶茶具展示、品茶大赛等活动,展示梅州市独特的客家茶文化,吸引了1500名茶艺爱好者参加。

本篇文章来源于第一茶叶网 原文链接:http://news.t0001.com/a/201601/00003656.html

お正月休みの3日間、初めての開催となる梅州市茶文化まつりが梅州錦繍国際茶博城で開催され茶芸歌舞の表演、茶壺や茶道具の展示、品茶大会などのイベントが開催されて、梅州市独特の客家の茶文化が紹介され、1500名の茶芸の愛好者が参加しました。

このイベントは、”長寿の梅州、客家文化、茶の郷の風韻、交流と協力”をテーマに開催され、広東東喜之郎集団と梅州市農業十二協会が共同で主催しました。年始を祝うという形式で開催され、専門家が現地で選考をして梅州の”品茶王”を探すほか、客家の伝統茶文化、茶の知識などについての集中展示を行い、一般の人にはお茶を購入し、味わうことができる1つの交流プラットフォームとなっていました。

梅州市農業局局長の劉玉濤氏は、広東省は単叢茶を多く作っており、梅州市も”中国単叢茶の郷”ですが、福建省、雲南省のような省と同じような有名な茶葉ブランドではありません。その原因を追及していくと、茶業の組織がバラバラで、品質の標準も不統一でブランドの影響力も極めて弱いので、梅州市の農業部門は”協会の組織化、品質の標準化、商標のブランド化”の3つの政策で梅州の茶産業をグレードアップさせることにしていて、今回の初めての茶文化まつりもこれらの多くの成果のうちの1つです。

取材によると、客家人の集まる土地である梅州の茶産の歴史は古く客家人は長年山地で耕作を行っていましたが、茶の栽培や製茶、茶の食べ方を学びました。現在、梅州の茶園面積は17万畝に達し、広東省の茶の栽培面積の30%を占めており、茶の年間の産量は1.38万トンに及んでいます。

 

こちらで作っているのは主に単叢のようですが、これも一部は客家の方が絡んでいるようです。
民族の側面からお茶づくりや文化を追っていくというのも面白そうですね。

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