安渓鉄観音の原産地として名高い安渓県西坪鎮で、紅心鉄観音の保護と繁殖技術の向上を目的とした研究会が設立されたそうです。
安溪西坪红心铁观音保护提纯技术研究会成立
5月27日,安溪县西坪镇红心铁观音保护提纯技术研究会在宝潭村成立。县领导陈宜大、陈木根出席成立仪式。
本篇文章来源于第一茶叶网 原文链接:http://news.t0001.com/2014/0608/article_170821.html
5月27日、安渓県西坪鎮紅心鉄観音保護純化技術研究会が宝潭村で設立されました。県のリーダーの陳宜大氏、陳木根氏も設立式典に出席していました。
安渓県委員会常務委員の陳宜大氏は、設立式典の席上、研究会は鉄観音の純化繁殖技術の研究と模範拡大を通じて、 鉄観音品種の純度を高めて、その優れた品質を維持し、安渓鉄観音の国内外での競争力を高めることが求められている、と述べました。また西坪鎮もともにこの点においてともに活動するべきで、茶葉会社を指導し、茶農家には伝統に回帰させ、鉄観音品種の保護、茶園の基礎管理、茶葉の品質コントロール、低産量茶園の改良、協同組合の規範化、茶葉ブランドのプロモーションなどの面で、断固たる決意で臨み、多くの実績を残し、実効を伴うように強く求めます。
紅心鉄観音は我が国で最も優良な茶樹品種に属し、俗称は”紅心歪尾桃”といい、”芽が大きくと、心が赤く、葉が肉厚で、真ん中が緑”であることと”香りが高く、味が濃く、観音韻が明確で、茶水が甘い”ことから讃えられています。品種、栽培条件、製造技術は鉄観音の品質を形成する三要素で、品種が純粋であることが前提条件です。
こうした研究会が発足した背景には、鉄観音品種の品種的な純度をより高めることで、鉄観音の品質を向上したいという狙いがあるようです。
品種の純血度という点では、中国の茶業にはまだまだ高めていく余地が残されているようです。