台湾で梨山のチャリティーオークションが行われ特等賞は1斤100万元(台湾ドル・600g約350万円)で落札されたそうです。その落札者とお茶を贈られた相手は有名人でした。
台中郭台铭100万拍得1斤茶 送母亲和张忠谋
据台湾《联合报》报道,台中梨山春茶举行慈善拍卖会,特等茶以一台斤(约0.6公斤)100万元(新台币,下同)的高价拍出;买主之一的鸿海集团董事长郭台铭把茶分成两盒,一盒由他亲泡孝敬母亲,一盒送给他尊敬的企业家台积电董事长张忠谋。
本篇文章来源于第一茶叶网 原文链接:http://news.t0001.com/2014/0718/article_172032.html
台湾の『聯合報』の報道によると、台中で梨山春茶のチャリティーオークションが開かれ、特等賞のお茶は1台湾斤(約600g)100万元(新台幣。以下同じ)の高値で落札されました。買い手はあの鴻海グループの董事長・郭台銘氏(テリー・ゴウ)で、お茶の2つの缶を、1つは彼の母親に自ら淹れて孝行し、もう1箱は彼の尊敬する企業家でTSMCの董事長・張忠謀氏(モリス・チャン)に送りました。
張忠謀氏は郭台銘氏の好意について、”ありがとう”と簡単に言うだけでした。張忠謀氏をよく知るTSMCの社員の話によると、張氏は普段はほとんど白湯を飲み、夫人もお茶を常飲しないとのことです。
台中市和平区農会が主催した梨山茶コンテストでは、茶農家の張慶松氏が今年の特等奨を獲得し、梨山茶王となりました。彼はこの賞を取った茶葉をチャリティーオークションにかけ、市長の胡志強氏が司会を務めました。昨年は1斤50万元からのお台でしたが、今年は80万元からとなりました。
みんなが声を上げて85万元を超えた後に、鴻海グループの広報活動室主任の朱文敏氏が「100万!」と声を上げると、みんなは顔を寄せ合って「あれは誰?こんなに出すとは」
胡志強氏はすぐに朱文敏氏が郭台銘氏の代理であると紹介すると、みんな”ああ”と声を上げ、ある人が”どうしてもっと高くしないんだ”と声を上げました。朱文敏氏によると、”郭董事長は値段に上限をつけない”、”胡市長を支持しているから”と言いました。
朱文敏氏は元々2斤のお茶を買い、1斤は郭董事長自らお茶を淹れて母親孝行をし、もう1斤は張忠謀氏に送るつもりで、その他のお茶も買って台中市の年長者の団体に分けるつもりでした。しかし、特等賞は1人1斤しか買えないので、郭台銘氏は特等賞のお茶を2つに分けることになったのです。
胡志強氏によると、彼は事前に郭台銘などの企業家に手紙を書き、盛大に会を開催し、梨山の茶農を助け、企業家に感謝したいと送っていました。今年の梨山茶のコンテストには451組の茶農家が参加し、昨年よりも倍になりました。
現在、茶のチャリティーオークションの最高価格は南投縣の”黄金特等茶”で、1斤118万元の高値をつけました。茶商によると、茶のチャリティーオークションは茶農家と企業を繋ぐ良いイベントで、落札価格は市場の動向とは関係ありません、と言います。台中市工商策進会総幹事の王莹氏によると、今回の梨山特等賞茶の市場価格は1斤5万元からだと言います。
オークションと言っても、あくまでチャリティーオークションなので、そのお茶の価値に対して正当につけている値段では無い、ということは、もう少し知られるべきでしょうね。値段だけが一人歩きしている感もあるので。
それにしてもお茶を飲まない人のところに半斤が行くとは勿体無い!