江蘇省無錫市にある太湖のほとりに、「突然、巨大な茶壺が出現した」と話題になっているようです。
大茶壶成无锡正在崛起的文化新地标
具区路上出现了一个“巨型茶壶”!近日,有网友晒出了拍到了一个大茶壶建筑,此举引发了很多市民的热切关注和不断追问。这个大茶壶怎么会出现在具区路?是用来做什么的?带着种种疑问,记者昨天前往具区路一探究竟。
本篇文章来源于第一茶叶网 原文链接:http://news.t0001.com/2014/0221/article_167106.html
無錫市内を通る具区路に現れた”巨大茶壺”!最近、ネットユーザーが建設途中の巨大茶壺を撮影し、多くの市民の注目を集め、さまざまな疑問が沸き起こりました。この大茶壺はどうして具区路に現れたのでしょうか?これはどのように使うのでしょうか?いくつかの疑問を携えて、昨日、具区路に調べに行ってきました。
現場に着いてみると、これは本当に大きな茶壺で、10階建てのビルほどの高さがあります。現在のところ工事中のようでした。工事の様子を紹介すると、茶壺本体は1つの建物で、外側には鋼鉄製の足場が付けられて形を形成しており、表面には紫砂をイメージしたような塗料が塗られています。聞くところによると、将来ここはちょっと個性的な展示センターになる予定だそうです。しかし、このような無錫の地元文化を表した建造物としては、ナンバーワンではないでしょうか。
調べてみると、大茶壺のあるところは太湖、蠡湖と貢湖湾の”両湖一湾”地域で、まさに無錫の水郷文化を体現したような場所です。紫砂壺は精緻で精巧、実用的で、無錫の無形文化遺産であるだけではなく、無錫人の実際に基づいて正しく行動をする精神を表したものでもあります。数百年間、文人墨客は紫砂壺の上に絵画や文字を記して雅に遊び、さらには精神的な修養のために使いました。現在、その深い文化的な基盤と集積は、大茶壺の建物本体に備えられており、無錫の文化を伝えるだけでは無く、無錫と世界が対話する一つの窓口であり、無錫の重要な文化的ランドマークになります。
事実、ここ数年、無錫の文化的なランドマークの争いは次々と起こっていますが、大茶壺の出現はこれらの長年の争いを終結させることになるかもしれません。「現在、ランドマークと称する建築はたくさんあります。ランドマークというのは、建築物の中でも人々の心の中での地位と影響力を持っていることを強調したものです」と江南大学の徐教授は認識しています。北京における天安門のように、ランドマーク性のある建築物は歴史と文化の要素と深く結びついている必要があります。
無錫市経済学会の事務局長の話によると、大茶壺は無錫独自の文化の力を反映しており、江南の水郷の生産方法と、住民の生活の標本を保存したようなもので、現代化した人々の住まいに、その理念を埋め込んだものです。このような建築こそが、まさに文化的なランドマークと言えるのです。
無錫市は太湖のほとりにあり、無錫毫茶などの名茶を産するほか、紫砂壺の産地である宜興市を管轄しています。そのようなことから茶との繋がりも密接なので、街の文化的なランドマークとして、この大茶壺を位置づけたいようです。
まだ建設中のようですが、無錫に行ったら是非見てみたいですね。