各地から茶摘み開始の情報が流れていますが、なんと杭州市西湖区の翁家山でも龍井茶の茶摘みがごく少量ながら行われたそうです。
2月28日、杭州の西湖龍井茶原産地一級保護区内にある翁家山村の茶園では、茶農家がごく僅かな量の龍井茶の新芽の茶摘みを始めました。これはここ数年で西湖龍井茶が初めて2月に摘まれたものです。
取材によると、今回摘まれた龍井茶の品種は”龍井43”で、今年は春の訪れが早く、一部の地勢がよく、管理が適当である茶樹は新芽の萌芽が例年よりも早くなっています。しかしながら、西湖龍井茶のある程度の量の茶摘み開始は一般的には3月中旬から開始されます。
地勢の関係か例年、翁家山では少しだけ早摘みのものが出てくるのですが、今年は2月中に摘めてしまったようです。
今年の新茶シーズンは少し早めに推移しそうですが、寒の戻りが来ないか少し心配になります。