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信陽でも10万畝以上の茶園で減産に

今年の干ばつの影響は、河南省にも広がっています。
信陽毛尖、信陽紅の産地である、信陽市でも被害の大きさと減産の予測が出ています。

 

信阳市逾10万亩毛尖茶园将减产

河南省旱情持续加剧,截至8月21日,全省受灾面积已达1581万亩。受旱较为严重的信阳市逾10万亩毛尖茶园受影响,茶农均表示,高温干旱导致部分茶树或茶枝枯死,今年秋茶势必减产。

本篇文章来源于第一茶叶网 原文链接:http://news.t0001.com/2013/0823/article_160855.html
河南省の干ばつの状況は引き続き悪化しており、8月21日までに、全省の被災面積は1581万畝に達しました。干ばつの影響が深刻な信陽市の10万畝以上の信陽毛尖茶の茶園では、高温と干ばつによって、一部の茶樹と枝が枯れたと茶農家は口を揃えて言っており、今年の秋茶は減産が必至の情勢です。

7,8月から、河南省の大部分の地区は高温小雨となっており、多くの地域で気温が40度を何度も超え、土壌から水分の蒸発がひどくなりました。21日、河南省全土の21の大型ダムの貯水量は26.26億立方メートルとなり、10日前の貯水量よりも2.11億立方メートル減少しました。

22日、河南省の洪水及び干ばつ防止指揮部は、21日8時迄に新鄭市、尉氏県、郏県、社旗県、淮浜県、潢川県の6カ所にある観測所における土壌の相対湿度は32~40%で、深刻な干ばつになっています。蘭考県、杞県、虞城県、許昌市などの11の県市は中程度の干ばつになっています。河南省全土では干ばつの影響を受けている面積は1581万畝に達し、そのうち、中度の干ばつが277万畝、軽度の干ばつは1237万畝です。

河南省の干ばつを受けている地区は主に、省の中南部の地区です。豫南の干ばつの状況は特に深刻で、”水郷”の名のある信陽市では、一部の小さな河川は水の流れが絶え、ダムはここ40年で初めて干上がり、市では干ばつ対策級の対応をスタートさせました。

8月16日、河南省は緊急特大干ばつ対策経費として2000万人民元の支出を決め、各種の干ばつ対策や水源の工事の早期開始をサポートしています。今年4月に河南省財政庁が提出した特別干ばつ対策補助費の8000万元と合わせると、既に1億元に達します。

干ばつの深刻な信陽市では、その中心産業である茶葉の生産にも影響が出ています。信陽市の主な茶の生産地区である浉河港鎮、董家河鎮、譚家河郷の一部の茶園では、茶樹が黄色く枯れてしまっています。浉河港鎮の白廟村の茶農家のお宅では、20畝あまりの茶園がありますが、そのうちの3分の1近くの茶樹は干ばつの影響を受けていると言います。

「今年のお茶は必ず減産になるでしょう。私も長年茶を育てていますが、今年のこのような持続的な高温と干ばつの天気というのは、2001年以来見たことがありません」と白廟村の茶葉会社の方は話します。彼は40畝あまりの茶園を持っていますが、どこも干ばつに遭っており、現在災難に直面しているのは既に10数畝に達します。彼は1畝あたりの茶葉の損失は1000元近くになると見積もっています。

董家河鎮の茶園で深刻な被害を受けているのは、高嶺村と陳湾村で、董家河鎮の担当者によると「初期の調査では、鎮全体で現在、高温と干ばつの影響を受けている茶園は10万畝前後になります」と話しています。

今年の夏は干ばつだけで無く、高温の天気が続く期間も長いので、このような天気では「秋茶の減産は必然」と譚家河郷の茶農は言います。「もし、干ばつが続くようなら、来年の春茶にも悪い影響が出るでしょう」

 

今年の干ばつの被害は中国全土の茶産地を巻き込んでいるようなので、今後の天候とそこからの茶樹の回復状況が気になるところです。

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