あまりお茶と結びつかないイメージの新疆ウイグル自治区。
しかし、その中心都市、ウルムチでは既に明前茶の発売が始まっているようです。
乌鲁木齐明前茶降身价 小包装受欢迎
“明前茶,贵如金”,而2014年的明前春茶却放低身段,走上了大众化的亲民路线。
3月30日,记者走访了解到,在抑制“三公消费”的影响下,首府乌鲁木齐春茶上市近半个月来,不管是价格还是包装,都走上了亲民路线,明显成为春茶市场主角,而往年的天价茶却难觅身影。
本篇文章来源于第一茶叶网 原文链接:http://news.t0001.com/2014/0403/article_168944.html
「明前茶は貴重なこと金のごとし」と言われますが、2014年の明前春茶は大分控えめで、一般庶民にも受け入れられるものになっているようです。
3月30日に取材してみると、”三公消費”の制限による影響のため、ウルムチで春茶が発売されて半月近くになりますが、価格もパッケージも、一般庶民向けになってきており、明らかに春茶市場の中心となっているようです。その一方で、例年の法外な値段のお茶は姿を見かけなくなりました。
春茶販売の始まりとして、明前茶はその芽や葉が細く繊細で、色も瑞々しく香りも幽玄で、味も旨みがあって形も美しく、お茶の愛好家たちからも上級品とされてきました。
半月ほど前、炉院街茶葉一条街、月明楼と華凌茶葉卸売市場では、茶商たちが早々と仕入れを行い、”明前新茶”、”春茶発売しました”という札を掲げていました。
現在、発売されている春茶の主なものは龍井、碧螺春、竹葉青、明前プーアル茶などで、価格は1kgあたり400元~1000元まで様々です。
店の人の話によると、人件費の増加などの原因で、今年の春茶の卸値は、昨年の同等品と比べて約1割ほど上がっています。しかし、”三公消費”の制限の影響を受け、役所からの注文は明らかに減少しています。
「これは2日ほど前に到着したばかりの竹葉青で、小さな新芽です。このような形のものは昨年や一昨年であれば、1kgで1000元か2000元はしましたが、今年は1000元で出すことが出来ます」と月明楼で竹葉青の卸売りを専門にしている潘さんは言います。例年、清明節の前の茶葉は販売のピークを迎えています。今年はこのピークが遅れているとはいえ、卸売価格と小売価格の値上げ幅がまだ一致していません。
今年の四川省、福建省、雲南省などの茶産地での卸売価格から見ると、明前の卸売価格はどこも基本的に少し値上がりしています。しかし、消費市場になると、最高級品の茶葉で値段が下がらないものを除けば、一般的な品質の茶葉はどれも例年の2,3割安くなっていて、400~800元の春茶がもっとも歓迎され、販売量も良いようです。
雲南で新茶の買い付けをしてきたばかりの華凌市場の主人の話によると、人件費、物価などの原因により、雲南省、四川省、福建省などの茶産地では春茶の卸売価格は下がらずに値上がりしています。しかし北京、ウルムチなどでの茶の販売価格は上がるどころか下がっていて、間に入っている茶商の利幅が削られています。特に小売店はお客さんを逃がさないようにするために、安い値段で売り出すしかありません。
このほか、吉祥茶行など多くの店に茶のパッケージを販売している店に行ってみたところ、今年は30~60元の小さなパッケージが特に受けているとのことです。
「高級ギフトの市場は、そもそもそんなに大きいものでは無く、今年新発売したパッケージはどれもシンプルで地味なタイプのものです。外装は品の良さや格調が現れていれば良く、豪勢になる必要はありません」と炉院街のあるギフト用パッケージを販売する店の店主は言います。
今年の茶のギフトセットは大きさはそれほど大きくなく、ただ形は精緻で見栄えがするものです。材料の多くは木製、陶磁器、革、紙などで、金メッキや銀メッキのような豪華なパッケージはあまり見ません。
ウルムチ茶葉協会の責任者の話によると、ウルムチには茶楼が100軒以上、茶葉販売店は1000軒以上あり、3つの茶葉市場があります。春茶は安定的な消費層があり、茶葉市場ではそれほど大きな下落などの現象は起こりません、と話しています。
売れ筋のお茶などが、他の地域とあまり大差が無いので、今ひとつつまらない感じもしますが、ウルムチは漢族も多いので、そうした人たちがメインターゲットなのかもしれませんね。