最近復刻され、活発に活動している陝西省の涇渭茯茶ですが、日本人の一団が現地を訪れたようです。
日本茶学者到咸阳寻访“中国茯茶之源”
昨日下午,20余名日本茶学界专家及学者组成日本茶汤文化学会研修团,慕名来到咸阳寻访“中国茯茶之源”,参观考察茯茶生产园区的同时还召开了“中日茶文化交流会”。
本篇文章来源于第一茶叶网 原文链接:http://news.t0001.com/2013/0822/article_160798.html
昨日の午後、日本の茶学界の専門家と学者からなる20名あまりの日本茶の湯文化学会研修団が、”中国茯茶の発祥地”として咸陽を訪れ、茯茶の生産現場を視察するとともに、”中日茶文化交流会”を開催しました。
「先日、京都の建仁寺で開催されたお茶会で、我々咸陽の涇渭茯茶は参加者に大変好評でした」と”黒茶王”の紀暁明さんは話します。日本の茶の湯文化学会研修団の一行が涇渭茯茶を訪れたということは、陝西省の茯磚茶が日本で歓迎されていることを肯定するだけで無く、陝西省こそが”茯茶の原産地”という認識であることを意味します。
涇渭茯茶の生産地では、研修団の一行は陝西省の茯磚茶の根底に流れる深い歴史と文化に感服し、茯磚茶にある神秘的な金花の発生について、大変深く興味を示していました。
涇渭茯茶のオリジナルの生産者の表演を見ていると、日本の茶学の専門家は、陝西省の非物質文化遺産の一つである”涇渭茯茶の製造技法”を自ら進んで試したがり、終わると拍手で讃えました。
今回の”中日茶葉交流座談会議”の席上では、中日の茶学会は相互に茶文化の交流を行い、茯茶の保健機能の科学研究の成果に対して研究と探求を行いました。日本の茶学専門家は、涇渭茯茶の明確な保健機能とその精緻な製造技術を惜しみなく絶賛するとともに、茯茶の独特な味わいは日本の研修団を珍しがらせ、感嘆の声が上がっていましたので、今回の訪問は無駄では無かったようです。
彼らは、かつて唐代には、日本の高僧が中国の茶葉や茶文化の神髄を余すところなく持ち帰り、日本でそれを広めた、と話していました。
日本人が大挙して訪問すると、割と地方紙の記事になるようです。
色々難しい状況はありますが、こういうところで、草の根の相互理解が進んで行くと良いですね。