都匀毛尖で有名な貴州省都匀市で、新品種の導入試験が行われているそうです。
贵州都匀引进茶树新品种 进行对比性试验
为改变都匀毛尖树种单一的现状,近日都匀市茶产业发展局在毛尖镇选择了100亩优土茶园,开展茶树新品种对比试验及种植展示,从中选出适合黔南气候、土壤等自然条件的优良茶树品种。
本篇文章来源于第一茶叶网 原文链接:http://news.t0001.com/a/201505/00001175.html
都匀毛尖の品種が単一であるという現状を変えるため、最近、都匀市茶産業発展局は、毛尖鎮において100畝の土の良い茶園を選び、茶樹の新品種の対比試験と栽培展示を行い、その中から貴州省南部の気候や土壌などの自然条件に合った優良な茶品種を選ぼうとしています。
都匀毛尖は中国十大名茶で、都匀市の茶園面積は30万畝近くあります。現在、都匀毛尖茶は中小葉種の、福鼎大白茶、福匀6号、福匀7号、都匀毛尖の本地台茶(訳注:在来種)の4つの品種しかなく、品種の単一性が都匀毛尖の発展の制約となっています。より品質が高く、産量の多い茶品種を選び出し、市内の茶樹栽培の構造をより良くするため、都匀市は碧香早、櫧葉斉、白毫早の3種類の新型茶品種を34.2万株植え、対比実験を行います。
お茶の味は品種によってかなり左右され、香味も全く異なるものになるので、品種が単一だと成長が制約される、というのはなかなか刺激的な考え方です。産業としては正しい方向性なのだろうと思いますが、都匀毛尖独特の味という面では、ちょっと変わってきそうな雰囲気ですね。