中国は有人宇宙船を飛ばしていますが、その宇宙船に乗った茶の種の引き渡しセレモニーがあったそうです。
神舟十号搭载茶叶种子返回交接仪式在北京举行
8月18日下午,中国航天神州10号首例搭载茶叶种子返回交接仪式暨中国航天科技集团(武夷山)航天育种基地签约仪式新闻发布会在京召开。
本篇文章来源于第一茶叶网 原文链接:http://news.t0001.com/2013/0819/article_160714.html
8月18日午後、神州10号に初めて搭載された茶の種の引き渡し式典と中国航天科技集団(武夷山)の宇宙品種育成茶園計画の調印と記者発表会が北京で開催されました。
航天集団、農業部、科学技術部、文化部、中国農業科学院、福建省、南平市、武夷山市などの関連する部門のトップ、専門家、協会代表などの来賓200名あまりが一堂に揃い、宇宙開発技術によって、産業のレベルアップを図ることと中国の茶産業が新たな歴史を刻んだことを歓迎しました。
2013年6月26日、神州10号有人宇宙船は無事に帰還し、中国の宇宙開発技術は新しい時代に入りました。”科学技術で国を興し、実業で国を興す”俄然社会の共通認識となる中、福建武夷山永宜茶葉有限公司と大徳興茶葉研究所と中国航天科技集団が協力し、神州10号に茶の苗を搭載。その後、宇宙品種の育成茶園の建設計画を通じて、中国の茶産業をハイテク技術によってレベルアップし、中国茶産業の健全な発展と産業の積極的な進行を行う計画です。
宇宙育成品種(正式名称:宇宙変異誘発育成種)技術は、最近10年間宇宙技術の発展に伴って新しく作られた資源であり、新品種の新技術です。我が国は、1987年以来、往還型宇宙船にさまざまな植物の種(微生物や、枝芽、細胞組織などを含む)を搭載し、科学研究所や生産者の育種専門家や科学技術者とともに20年あまり地上での選抜試験を行ってきました。その結果、喜ばしい成績を上げることができ、中国の宇宙品種栽培技術は3つの宇宙大国の中でリーダー的地位にあります。
武夷山市永宜茶葉有限公司と大徳興茶葉科学研究所の責任者は、今回の”航天大紅袍1号”と”航天正山小種1号”と名付けられた新しい茶葉を宇宙育種の高度な技術と水準を持った研究者によって育て、武夷山の宇宙品種育成茶園に植えると発表しました。
茶園の場所の選定と計画は全て完成しており、会社は投資規模を拡大して、建設の歩みを進め、地域政府の注目と支持を得ています。武夷山茶業と旅行の有機的な結合により、武夷山は福建農業機構を調整し、農業における科学技術の占める割合を高め、農民の増収のためのモデルを造り、また促進して行きたいと考えています。
大本営発表的な記事なので、非常に仰々しく書かれていますが、どうやら”大紅袍”と”正山小種”の種を宇宙船「神州10号」に搭載したそうで、その種を元に品種改良を行うようですね。
宇宙船による突然変異を期待したものではありますが、今後どのようになるのか、注目したいところです。