急激に茶業を伸ばしてきている貴州省ですが、ついに今年の年末には全国1位に躍り出る見込みだそうです。
贵州省茶园种植面积跃升全国第一位
这是一个激动人心的消息:到今年年底,全省茶园种植面积突破600万亩,跃升全国第一位。
本篇文章来源于第一茶叶网 原文链接:http://news.t0001.com/2013/0820/article_160730.html
人の心を奮い立たせるニュースが入ってきました。今年の年末までに、全省の茶園面積は600万畝を突破し、全国1位になるそうです。
これは貴州省の1枚の名刺として、貴州省の茶業界が長年夢見てきたもので、省委員会と省政府の切実な期待でした。
2013年のこの場所に立って振り返ってみると、貴州の茶産業にとって、この一つのことは簡単なことではありませんでした。見張り小屋の中で兵や馬を育てて、それを行いながら急速に進歩をさせたのです。
2006年、貴州の茶産業が初期の段階の時、全省の茶園面積は100万畝あまりで、この広い茶園の管理もできていませんでした。省の農業委員会が初めて集団で北京の展示会に出展し、数十社の小企業が軒を並べました。このとき、貴州の緑茶は全くの無名でした。
ここ数年の間、省委員会と省政府の指導の下、貴州の茶産業は驚くべきスピードで夢の実現にむかいました。今年の上半期、貴州の茶園面積は552万畝に達し、全国の茶園面積の15.3%を占めるに至り、全国第2位となりました。
茶園の大規模化、集中化は弛まず続きました。第11期5カ年計画以降、新しく増えた茶園は毎年平均70万畝以上で、全国の新規増産面積の約半分を占めます。
無性繁殖系茶樹の繁殖茶園は1000畝足らずだったものが、2万畝に達し全国で最大の茶園となり、茶葉企業の規模も大きくなっていきました。全省の登録茶葉加工企業は1254社で、固定資産は53.98億元に達します。まずは大中小とも茶葉加工企業の集団をつくりました。
茶葉に関する投資の活動も効果を見せました。浙江省、福建省、江蘇省などの茶葉生産の盛んな省から貴州にエネルギーや鉱物、不動産などの業界の企業を420社誘致し、投資は15億元以上になりました。
茶葉園区は農業園区の重要な構成部分です。全省における茶葉類の高効率農業も半句は21カ所で、113の省級の園区の17.7%を占めます。
これと同時に、茶葉の販売網も絶え間なく伸ばしました。太升茶城、貴州茶城など産地での茶葉取引市場の建設を急速に進め、生葉の取引市場も89箇所設置しました。
茶葉の電子取引も”急激に伸びて”います。アリババの天猫(T-mall)、淘宝の”貴州館”、京東商城、善融商務などの電子取引プラットフォームの上に展開する貴州の茶葉企業は100社を超え、貴州茶を販売する専門店の数は1000軒あまりに達します。
金融による茶産業への”輸血”にも力を入れました。石阡、思南などの14カ所にある国家開発銀行の支店では、茶産業向けの少額融資モデルをつくり、22億元の与信を行いました。農業銀行の省支店では、2011年以降、茶産業に累計で1.33億元を貸し出しました。農業開発銀行の省支店では、茶葉会社に対して累計で5230万元を貸し付けています。貴州銀行は業界の金融開発センターの設立を予定しており、100億元の資金を用意して茶産業に投入します。民生銀行の省支店は貴州省茶産業基金の設立を予定しており、中小の茶葉企業を重点的にサポートしています。
貴州では、どこの村に行っても、大体茶が植えられており、加工の上手い村はどこも農民の収入が最高となり、村の容貌はとても良くなっており、住みよい村になっています。今は茶園を貴州の重要な観光拠点となっており、茶葉は重要な旅行商品となっています。
省農業委員会の責任者によると、茶博覧会などの一通りの宣伝活動を通じて、貴州は中国で最高品質の緑茶を作るというのが茶業界の一般的な認識になってきている、と言います。
2006年に100万畝あまりだったものを、2013年末には600万畝に。7年間で500万畝を増やすという恐ろしいペースで茶園を拡大したようです。
政府や金融機関からの資金援助が相当あったようですが、本当にこれは健全な成長なんだろうか?とやや疑問に思ってしまうところもあります。
計画数値ありきの単なる数字あわせになっていないことを願うばかりです。