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安渓鉄観音の春茶、発売開始

緑茶の茶摘み&発売ラッシュが一段落したところですが、安渓鉄観音の春茶が発売されたようです。
今年の出来はどうだったのでしょうか。

 

“中国名茶”安溪铁观音春茶上市

4月26日,正值铁观音春茶大量上市期间,安溪中国茶都的交易火爆,摊位紧张。

本篇文章来源于第一茶叶网 原文链接:http://news.t0001.com/2013/0426/article_156104.html

 

4月26日、ちょうど鉄観音の春茶が大量に発売される時期にあたり、安渓の中国茶都での取り引きは飛躍的に伸び、各店舗は緊迫しています。

現在、第一弾の春茶が大量に発売されており、多くのお茶の愛好家たちは舌鼓を打っています。
26日、安渓で開催された2013年安渓鉄観音春茶状況説明会で掴んだ情報によると、今年の春茶の産量は安定しており、品質が上がるのと同時に、価格も全般的に1割程度上がっているとのこと。

「今年の安渓鉄観音の春茶の産量は2.35万トンに達すると推計され、これは昨年とほぼ同じぐらいです。早春のお茶の良品率は80%以上に達します」と安渓県委の副書記長は説明します。
昨年の冬も、今年の春も天気が良く、春茶にとっては良好な萌芽と生育環境であったので、良いお茶を作るのに最重要な生葉の品質がとても良く、茶摘みの時期の天候も好天が続き、良いお茶を作るのに必要な条件が揃っていました。
加えて、茶園の基本的な管理5項目を多くの茶農家に伝え、製茶技術の研究も進めたことで、良いお茶が出来、良いお茶が売れるという気風が育ったので、今年の安渓鉄観音の春茶の品質は全体的に上昇しました。

「今年、春茶の販売は伝統的産地のお茶の予約は昨年とほぼ横ばい。新興産地では、中級程度の茶葉の予約が15%以上伸びている。この影響を受け、今年の春茶の販売は約10%伸びるだろう」と副書記長は話しています。

聞くところによると、今年の春茶の発売は例年よりも3~5日ほど早く、3月8日に黄旦(黄金桂)が茶都で発売されました。中国茶都の統計数値によると、今年の1月から3月までの茶の取引量は、昨年同期に比べて40%も伸びています。4月に入ると、黄旦、本山などの色種茶の販売量が徐々にピークに達しました。
統計資料は、4月25日迄の中国茶都における荒茶の市場取引量は3300トンあまりで、昨年比で11%の伸びを見せています。4月以降、中国茶都市場に入ってくる春茶の1日あたりの取引量は100トンあまりになり、これが日に日に増え、最高時には200トンあまりとなるので、茶都の取り引きは爆発的に増え、各店舗は緊迫しているのです。

「天候が理想的なので、今年の春茶は品質も産量も言うところがない。感徳のお茶はどれも明らかに良くなっている」と安渓感徳鎮の鎮長は話しています。
既に大勢の茶摘み人が感徳に入って茶摘みを行っており、今年の感徳のお茶の産量は10%程度伸びるものと推計され、茶の品質もとても良くなっているそうです。

鉄観音の主産地である感徳鎮は”中国茶葉第一鎮”の名前があり、そこで生産されてくる茶葉は産量、品質ともに安渓のお茶の風向計と見なされています。

業界関係者によると、上記のような状況と安渓の茶業界が改善をスピーディーに続けているため、産業としての素質は伸び続けています。安渓茶葉組合の絶え間ない改善と統一的な技術指導、統一管理、茶農家の細やかな作業、科学的な有機肥料の使用、全県での生育環境の改善というのは大いに関係があります。
このほか、天候がよく、茶葉の成長期が長くなっていること、安渓鉄観音の消費者層はどんどん拡大していることなども、今年の春茶の質と値段が上がっている原因と言えるでしょう。

 

以前のニュースで黄金桂が減産という話があり心配していましたが、どうやら、今年の安渓鉄観音は天候にも恵まれて絶好調のようです。
これは、日本に入ってくるのが楽しみになりました(^^)

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