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プーアル春茶の市況は回復の兆し

続いてもプーアル茶の市況です。
こちらはもう少し地に足が着いているかと(^^;)

 

云南普洱春茶行情开始逐渐回暖

连日来,临沧、西双版纳等地的春茶陆续出现在市面上。据悉,由于今年云南连旱、气温较高,各产区普洱茶提前上市。总体来说,产量的确受到影响,茶价也有一定程度的攀升,均价上浮10%左右,而品质较好的“明前茶”预计涨幅会达到50%。值得关注的是,随着普洱茶行情的回暖,今年各主产区又吸引了一大批客商早早来到云南找好茶,各产地茶价也受此影响有所波动。

本篇文章来源于第一茶叶网 原文链接:http://news.t0001.com/2013/0322/article_154519.html
ここ数日、臨滄、西双版納などの地域の春茶が続々と市場に出ています。
聞くところによると、今年の雲南は乾燥が続き、気温も比較的高く、各産地のプーアル茶の売り出しは前倒しになるようです。
全体としてみると、産量は確かに影響を受け、茶の価格もある程度上がりそうで、平均すると10%程度になる模様です。しかし、品質の良い”明前茶”は50%程増える見込みだそうです。
注目に値するのは、プーアル茶の市場動向が暖かさを取り戻しており、良いお茶を探すために早々に雲南を訪れた大手のバイヤーたちを各茶産地が集めており、各地のお茶の値段はこの影響を受けるようです。

<プーアル茶の発売が早まる>

西双版納州の生物産業所は、今年西双版納の春茶は例年と比較して、半月ほど早く発売されるといいます。春茶は例年、一般的には3月初旬に売出しを開始するのですが、今年は2月下旬には少量ずつ売り出しが始まり、3月中旬になるとほとんどの茶園が摘めるようになっていました。
これは今年の雲南プーアル茶生産地が温度の影響を受けたためで、プーアル春茶の売り出しは早まります。

産量から見ると、一部の産地の産量は例年よりもやや増えています。
これから、干ばつや雹などの自然災害がなければ、春茶の産量は去年より20%程度増産になる見込みだそうです。

ある茶農家は、「六大茶山を見てきたところ、現在の生産量は昨年よりも多くなっていました。これは、今年1,2月に連続して何回かの大雨が降り、2月末には発芽が始まったからです。
今頃になると茶農家のほとんどは既に茶摘みを初めているでしょう。昨年の春茶は大体4月頃に発芽し、春茶をほとんど摘めませんでした。」と語ります。

 

<茶の値段は全般的に上昇>

2010年の雲南大干ばつはプーアル茶暴落の勢いを緩めました。2011年、中級よりやや良いプーアル茶の価格は50%上昇しました。
2012年から現在までのこの種の価格は約5割上昇しており、干ばつのプーアル茶への影響は2012年までに抜け出すができました。
今年、干ばつの影響は依然存在します。全体としては産量には影響を及ぼしており、プーアル茶の価格は全体で見ると業界内では妥当と思える範囲に上昇しています。
プーアル茶の市況が全面的に暖かくなってきたので、最近は価格も年々上昇し、今年は昨年と比べて30%程度上昇しそうで、易武の大木から取れた良い原料茶の価格は1kgあたり700元に達し、史上最高を更新しました。

今年の春茶がだんだん発売されるようになるにつれて、双江県勐庫の茶山も活発になってきており、あちこちで茶摘みをする茶農家の姿を見ることができ、茶葉の初期加工場の中で茶葉を売り渡す人の姿も絶えません。
大雪山の野生古茶樹の群落や氷島茶などの資源が、茶商や茶に関心のある人たちを引き寄せ、勐庫に出向いて、お茶を味わい、買うようにしています。
ある会社の関係者は、全体としてみると、干ばつの影響は今年の春茶の影響に確かに続いており、現在の値段は10%ほど上昇していますと語ります。

訪問中、業界関係者の多くが言っていたのは、一年のうちで最も味の良い明前茶の値上がり幅はもっと高くなるだろう。とくに個別の品質に優れる古茶樹の明前茶の価格の値上がり幅は50%に達するということでした。

<茶商に大人気のプーアル茶>

ある茶葉会社では春茶の買い付けと加工の段階に入っています。
今年の気温は昨年の同じ時期と比べて高く、加えて茶農家の茶葉の選定や施肥管理技術が向上したので、今年の春茶の発芽は昨年より10日ほど早くなったとのこと。

今年の雲南プーアル茶の発売は干ばつに負けることもなく、むしろ業況が良くなっていることもあって、価格水準も高くなり、省外や海外の顧客も雲南市場に帰ってきました。
昨年から比べると、各茶産地はより多くの茶商たちを引きつけているようです。
国内のあちこちの茶商が続々と雲南の茶葉市場にやってきており、それが価格の上昇を促し、ここ数年のプーアル茶の低迷がようやく動き出そうとしている。
多くの茶葉会社の責任者はこのように語っていました。
 

投資マネー云々を抜きにしても、需給バランスで値段は上がっているようです。
プーアル茶は保存も利くので、消費者にも勧めやすく(積み茶の言い訳がいくらでも効く)、茶商にとっては扱いやすい商品なのかもしれませんね。

 

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