浙江省杭州市といえば、西湖龍井の産地ですが、西湖龍井が生産される地域は杭州市の中でもごく一部です。
周辺地域でも多くの龍井茶がつくられているのですが、これらのブランド力は西湖龍井に全く及ばないという現状がありました。
今後はこれらのお茶もブランド化していく方向だとのことです。
浙江杭州将整体打造“钱塘龙井”力争2020年龙井茶产值23亿元 …
西湖龙井天下闻名。今后,除了西湖龙井,杭州还要打造另一种龙井——“钱塘龙井”。记者昨日从相关部门了解到,《杭州市政府办公厅关于推进茶产业提升发展的意见》的征求意见稿正在市政府网站上征求意见,当中就提到,今后杭州要打造“钱塘龙井”,时间截止到22日,对茶感兴趣的市民不妨登录看一看。
本篇文章来源于第一茶叶网 原文链接:http://news.t0001.com/a/201606/00004832.html
西湖龍井は天下に名を知られています。今後、西湖龍井を除いて、杭州はもう1つの龍井茶-”銭塘龍井”を打ち出していくことになるでしょう。昨日、担当部門への取材によれば、『杭州市政府による茶産業の発展に関する意見』のパブリックコメントを求める原稿が、市政府のウェブサイト上に発表されて意見を求めていて、その中で、今後杭州市は”銭塘龍井”ブランドを打ち出していくとのことです。22日迄の募集ですので、お茶に興味のある市民の人は登録してご覧になってみてはいかがでしょうか。
草案では、統合して”銭塘龍井”茶ブランドを打ち出すことを求めています。千島湖龍井、湘湖龍井、安頂雲霧などの銭塘産区の龍井茶地域性公共ブランドを統合或いはブランド連盟をつくり、”銭塘龍井”ブランドを育て、”西湖龍井”の地域との相互補完と際立った生産形態の優位性をもたらします。”西湖龍井”の百年にわたる名声によって、”銭塘龍井”を打ち出し、銭塘産区の”龍井茶”の潜在力を発掘します。
杭州市の計画は、老舗ブランドである”龍井”に新たなエネルギーを喚起するもので、ラベルを貼って輸出することからブランドの輸出に転換することによって、名優茶の国際市場を開拓し、2020年までに龍井茶の産出額で23億元以上を実現し、杭州市全域の名優茶の産出額における比率を60%以上にまで高めようとしています。
草稿では、杭州市は2020年までに、市内全域の茶園面積を53万畝前後で安定させること。生態化標準茶園5万畝を建設すること。2つ以上の茶産業チェーンの模範県の建設と、茶に特色のある鎮として3~5つの”龍塢茶産業小鎮”をつくることも表明しています。
杭州市はさらに、茶園の生態のメリットを発揮し、茶旅旅行レジャー生態園、茶文化園、茶博覧園の建設によって、環西湖茶文化創意農業産業景観帯をつくり、大規模で品位があり、人気を集めるような茶旅レジャー特色区をつくる計画です。自然の山水、人文の蓄積、生態茶園と茶文化の村によって、茶旅レジャーにおけるトップランナーとなり、茶文化をテーマとした旅行製品を売り出します。
杭州人の好きな茶館もさらに規範化を進めていかねばなりません。杭州の特色に着目し、都市茶芸館、テーマ茶館、郷村茶館の3つの系統に科学的に分類し、それぞれの範囲、機能とポジション、経営における特色を明確にし、高級・中級・低級などそれぞれのレベルに分類して、差異化した特色を成長させていきます。お茶を味わうこと、食事、レジャーと娯楽、社交、情報交流、茶文化の伝播と審美などの様々な機能を融合し、人々の多様な消費ニーズを満たすようにします。2020年までに、茶に関する、第1次、2次、3次産業の産出額はそれぞれ、40億元、60億元と100億元に達する見込みです。
杭州市の茶業の発展計画がパブリックコメント募集の草稿として掲載されていたそうです。
それによれば、銭塘龍井ブランドの確立のみならず、様々な茶業の成長に向けた方針・プランが示されています。
これを見る限りでは、中国における茶はまだまだ成長産業であり、意欲的な計画がつくられていることが分かります。