4月に入り、多くの茶産地で春茶の生産が始まっています。
人民日報の報道によると、今年の春茶の生産量は昨年よりも多くなるようです。
現在、春茶は既に全面的に茶摘みと発売が行われており、関連する統計によると、今年の春茶の産量は昨年よりも多いとのことです。
今は浙江、安徽、江西、広西、重慶、四川、貴州などの春茶の主産地区は全面的に茶摘み期に入っています。
最近の気象予報と現在の生産と販売の状況から見るに、今年の春茶の総生産量は160万~170万トンに達すると見られ、昨年から10%前後増える見込みです。
全体的に見ると、今年の天気の状況は昨年よりも良く、特に3月に入ってからは、気温が比較的早く上昇し、天気の状況も安定していて、春茶の生産量は急速に伸びています。
加えて各地の茶摘みと製茶のレベルも年々上がっていて、このような要素から今年の春茶の生産量は昨年よりも全体的に増える見込みです。
春茶の生産量は1年の茶葉の総生産量の40%~45%を占め、産出額は1年の茶葉総産出額の70%以上を占めます。
名優茶を主体とした春茶葉、茶農家にとって持続的な増収をもたらす重要な源泉となっています。
価格の面では、各所からのフィードバックによると、今年の春茶の品質が良いことから、清明前の春茶の価格は平均して1斤あたり200元前後を維持しており、ここ数年の平均水準よりも約8%高くなっており、市場での販売も安定しているとのことです。
早くも今年の生産量の見通しとなりますが、春茶が1割程度増産になる見込みとのことです。
昨年の生産量を今年も上回る情勢とのことですが、需要側の方が景気の影響を受けて、やや弱くなると見られますので、今後の業界の対応が問われます。