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「第2回世界紅茶製品品質審査」結果が公表される

世界的な紅茶のコンテストが11月初めに行われたそうで、その結果が中国茶葉流通協会から公表されていました。

 

『第2回世界紅茶製品品質審査結果の通知について』は本日正式に発表されました。この通知の公告期間は11月23日~28日迄で、公告期間終了後は再度掲示されません。選考結果の証明書は別途お知らせしますので、ご期待ください。

第2回世界紅茶製品品質審査結果の通知について

各位

第2回世界紅茶製品品質審査は今年9月~11月に中国の福建省福安市、インドのコルカタ、スリランカのコロンボなどでそれぞれ開催されました。今回のイベントでは、全国の各紅茶主産地の政府部門、行政組織とインド、スリランカ、ケニア、ネパール、ウガンダ、ブルンジなどの茶産国と地区の支持を得て、全部で世界中の1031社の企業の1334の紅茶サンプルが集まり、代表性も強く、広くカバーし、参加度も高くなっています。

国内外の30名あまりの紅茶の加工、審評、検査の専門家により、現行の規格によって、茶葉の官能、理化学、安全の3つの面から総合的に評価を行い、それぞれが共同で確認した上で、大金賞106件、金賞244件、銀賞352件を選出しました(リストを参照ください)。

※以下、大金賞106件のみを画像で貼り付けます

どうやら、中国が主導で立ち上げたコンテストのようなもので、インドやスリランカ、アフリカ諸国など中国に対して、比較的好意的な茶産国が一部参加しているというもののようです。
お茶の品質の良し悪しは、消費者には分かりにくいという面があることから、最近は台湾の茶業者などもベルギーの食品コンテストに応募して、金賞を受賞したことをPR材料にするしています。
このように、世界的にも、お茶のコンテストは求められている面はあると思うので、対抗馬が出て来なければ、これがそうなってしまうかもしれません。

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