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雲南省臨滄市忙肺、古樹茶の茶摘み始まる

雲南省臨滄市の著名な茶産地の一つ・忙肺では古樹茶の茶摘みも始まっているようです。

 

今春も忙肺のお茶の香りは人をうっとりさせます。
何度かの春の雨の後、永徳県勐板郷忙肺村の古茶園では、多くの古茶樹が小さな新芽を芽吹かせていました。

忙肺村芳躍古茶坊の責任者である王懐芳さんは、既に従業員を連れて古樹茶の茶摘みを始めていました。通常、古茶樹の発芽の時期は中小樹よりも数日遅いため、忙肺村の中小樹の茶摘みは数日前から既に始まっていました。

王懐芳さんは忙肺村の出身で、彼女の家の茶葉工場は忙肺村では規模がすこぶる大きく、生産販売をしているのは忙肺茶です。彼女によると、ここ数年、よく売れているものはやはり古樹茶だと言います。実際のところ、彼女の工場だけでなく、忙肺村全体で見ても販売がもっとも良好なのはやはり古樹茶です。2021年の春茶シーズンは干ばつに見舞われ、発芽に影響が及び、村の茶樹の一部は日照りで枯れてしまい、忙肺茶は大幅な減産となってしまいました。

「今年は春になってから何度か春の雨があり、現在、各タイプの茶樹の発芽状況は良好で、今年は村全体の茶葉の産量は倍になるのではないかと見込んでいます」と王懐芳さんは言います。彼女は昨年の倍の従業員を招いて茶摘み大古無い、月末までには忙肺古樹春茶はかなりの量を摘み、販売ができる見込みです。

忙肺村には全部で茶園が4950畝あり、大樹以上の茶園は2850畝、そのうち古樹茶は1980畝あり、多くの茶樹の樹齢は百年以上になります。忙肺茶は藤条茶に属し、これにより忙肺茶の茶の品質は味に厚みがあって煎が効くという特徴があります。茶業界で広く認められている臨滄四大名山(冰島、昔帰、忙肺、馬鞍山)の1つであり、忙肺茶の”知名度が上がった”のは比較的遅いのですが、2013年以降は多くの人がよく知るところとなり、価格は1kg数十元から、1kg数百元に値上がりしました。

忙肺茶のブームが高まるにつれ、村民たちは続々と初製工場、茶工場などを建設し、さらに外部の茶葉会社なども参入し、大小合わせて百社あまりの茶葉会社が忙肺村に設立され、茶葉は村の経済を支える重要な柱になりました。王懐芳さんの家の茶葉工場はその年に正式に設立されました。それまでは忙肺村の村民たちは基本的に出稼ぎに行くことを主な収入源としていたのですが、茶葉の価格が大幅に値上がりし、村を離れて出稼ぎに行っていた村民たちは忙肺村に戻ってきて、自分の家の山の茶樹を整理して取り組んだところ、収入は以前の数倍にもなりました。

忙肺村の茶園の有機環境を保護するために、忙肺村は茶葉合作社を設立し、党支部の指導の下、”龍頭企業+合作社+農家”の成長モデルを採用して、栽培、茶摘みから加工に至るまで厳格な生産基準を設け、茶園の科学化、生態化、規範化管理を強め、化学肥料や農薬の使用を禁じ、村民の自治と相互の監督というスタイルで、美しい自然を維持して、宝の山に変えています。

忙肺の茶園の様子でした。
知名度が上がってきたのは比較的最近なのですが、農家の暮らしぶりもだいぶ変わったようです。

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