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困鹿山古樹茶の茶摘み開始。生葉の最高価格は1kg1.28万元

雲南省普洱市の寧洱ハニ族イ族自治県にある困鹿山で古樹茶の茶摘みが始まったようです。

 

3月24日、寧洱県困鹿山の古樹茶が今年最初の茶摘みを迎えました。2本の古樹茶から摘まれた生葉は5.76万元で売り出され、古樹茶の生葉価格は1kgあたり最高で1.28万元と既に決められているそうです。

海抜1640m前後の困鹿山古茶園核心区では、数名の茶摘み人が手分けして2本の木の上で茶摘みを行っていて、木があまりに高いため、茶樹の持ち主は木の周囲を鋼鉄の足場で囲ってます。これは古樹茶を保護するためと、茶摘みの利便性のためです。だいたい1時間前後で、この古茶園の今年最初の茶摘みは終了し、摘み取られた生葉は7.2kgで、1kg8000元、全部で57,600元となりました。

困鹿山古茶園は面積が40畝あまりで、ここで生長する376株の樹齢は500~1000年前後の古樹茶で、このほかにさらに樹齢が少なくとも百年前後の小樹茶もあります。2012年以降、地元の茶農家は普洱市委員会、市政府の緑色生態環境保護、緑色経済の発展に供応し、緑色を掘り起こすという戦略を実現し、生態のために人民の移転プロジェクトなどを実施し、主体的に古茶園の核心区から引っ越し、人が茶葉に対して悪影響を与えることを減らし、同時に生態有機の基準に合わせ、茶樹は生態のままに放置して育てるようにし、これによって茶葉の品質を保証しています。

今年の春節前後には困鹿山などでは何度か雨が降り、この影響を受けて、これらの地域の普洱茶の発芽率は例年よりもおしなべて良好で、困鹿山の茶葉が続々と摘み始まるにつれて、茶商たちがどんどんやって来て、入部の古樹茶の茶葉は既に予約をされていて、1kgの生葉の最高予定価格は既に12800元に達しています。困鹿山が所在する寛宏村委員会は、古茶園の保護と利用を行うと同時に、積極的に生態茶産業の発展を促していて、茶産業は寛宏村の主要な支柱産業となっています。

寧洱鎮寛宏村党支部書記の張以忠さんによると、村には全部で茶園が3656畝あり、そのうち2700畝は主に困鹿山村民小組に分布しており、2020年の茶産業産出額は2700万元を突破し、今年はおそらく3000万元を突破するだろうと話しています。

 

価格は製品茶ではなく、生葉の価格です。
今年も名産地の生葉は高値で推移しているようで、産地も相変わらず強気のようです。

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