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広西チワン族自治区昭平県、茶摘みの最盛期に

広西チワン族自治区賀州市にある昭平県では、茶摘みが最盛期に入っているようです。

 

3月9日、広西チワン族自治区賀州市昭平県の将軍峰西坪有機茶基地では2021年早春茶茶摘み開始式典とオンラインストアライブ配信イベントが開催されました。これは昭平県の24.2万畝の茶園が正式に早春茶の茶摘みのピークに入ったことを意味しています。当日、オンラインストアのライブ配信イベントの視聴量は92.61万で、やりとりは1.5万、いいねの数は47万で、注文金額は22.6万元でした。

雨の後の茶山はことのほか緑が鮮やかで、まさに茶摘みと観賞に最適の時期です。お茶の籠を背負った茶農家の群れが茶樹の間に見え隠れし、両手を上下に舞い踊らせます。一つの茶葉の柔らかい芽が摘まれると、ひらひらとお茶の籠の中に入ります。

「私たちの茶山は二月末から続々と茶摘みシーズンに入り、現在、茶葉生葉市場での買い取り価格は1kgあたり36~42元で、価格は昨年の同じ時期に比べて30%以上値上がりしています」と昭平県茶葉弁公室の副主任である邱剣平さんは言います。1畝の茶畑は1ヶ月前後の春茶シーズンの間に大体150kgの茶葉の生葉を摘むことができ、月間の産出額は3000~4000元で、年間の産出額は8000~10000元になります。このため、春茶の価格が良いので、現在の農家の茶摘みへの意欲はとても高いのです。

春茶を摘む茶農家

茶産業は昭平県の優れた特色ある産業で、長年、昭平県は茶業の発展を重視しており、茶葉産業を県の特色ある優れた支柱産業とし”百億元産業”としようとしていて、お金には換えられない生態系を茶産業に溶け込ませ、エコで有機、生態系を守るという成長路線を維持して、”中国有機茶の郷”という金の看板を磨き上げ続けています。長年の発展を経て、この県では福雲6号、元宵緑、春波緑、白毫早、烏牛早、碧香早、黄金茶、金牡丹などの10種類あまりの国家認定された無性系優良茶樹品種を擁しています。

将軍峰西坪有機茶基地で春茶を摘む茶農家

2020年、昭平県の年間の茶産量は1.51万トン、産出額は17.58億元で、茶葉の面積と年間の産量、産出額のいずれにおいても広西チワン族自治区の首位です。全県の生産加工茶葉企業は140社あまりに達し、茶葉専業合作社も30社あまりあります。茶葉産業は県内の10の郷鎮、35の脱貧村に及び、人々に10万以上の就業先を解決しており、茶産業は県内の農民の増収を促すための”緑色の銀行”となっています。

手炒りの製茶技術を見せる茶師

県内の茶葉の販路を広げ、郷村の振興を支援するために、昭平県は国の電子商取引の農村への導入を良い契機と捉え、粤港澳大湾区の電子商取引チームを誘致して、龍頭オンラインコマース企業を育成し、県内の生態を活かした特産物という優れた点を産業として経済のメリットに転換するよう支援しています。

 

広西チワン族自治区もあまり豊かな省ではなかったのですが、貴州省などと同様に近年では、さまざまな優良品種を導入して、茶業に力を入れています。
後発茶産地だけに特にライブコマースへの取り組みには力を入れているようです。

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