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安渓鉄観音、高度加工が進む。茶酒や茶飲料へ

中国ではお茶そのものとしての利用だけでなく、様々な応用製品の開発も進められていますが、安渓鉄観音からもユニークな製品が生まれているようです。

安溪铁观音不断往深加工方向发展 制成酒和饮料

近年来,安溪铁观音不断往深加工方向发展。近日,有公司发明铁观音茶酒;而在此前,有公司萃取铁观音原液,制成饮料。

本篇文章来源于第一茶叶网 原文链接:http://news.t0001.com/a/201609/00005379.html

ここ数年、安渓鉄観音は高度加工の方向に向かい、絶え間なく成長しています。先日、ある会社は鉄観音茶酒を発明しましたし、この前にはある会社が鉄観音の原液のエキスを抽出して、飲料を作りました。

<鉄観音茶酒は伝統技術をひっくり返す>

先日、安渓県のお茶愛好家である李偉銘氏が発明した鉄観音茶酒が注目を集めました。益酩茶酒醸造有限公司の作業場にある瓶詰めラインでは、透明なガラスのボトルが充填機へ続々と送られていて、すぐさま透き通った透明な鉄観音茶酒が詰められていました。「発酵から酒の瓶詰めまで、全ての工程はパイプライン化されていて、ゼロエミッションを実現しています」と李偉銘氏は紹介します。

現在、鉄観音茶酒は冰シリーズとして、2つの度数の3製品が出ていて、発酵技術の違いから、冰露、冰醇、冰珀と名付けられています。どうして”冰”というシリーズの命名になったのでしょうか?「冰シリーズは、鉄観音茶酒の1つの大きな特徴です」と李偉銘氏は言います。「他の白酒類と違うところは、春、秋、冬の3つの季節に鉄観音茶酒を飲むと、口に入れると氷のように爽やかで、味わいは柔らかく、口の中に濃郁な茶の香りが広がります」。

2015年に国家発明特許を取得してから、今、ようやく正式に発売され、鉄観音茶酒は”ようやく出てきた”と言えます。李偉銘氏は、この”純茶発酵”の鉄観音茶酒は製造上、種類の伝統的な製造技術をひっくり返すものです。それに、現在は2本の生産ラインしかないため、市場の需要を満足させることは出来ません、と言います。

「健康は鉄観音茶酒の最大の特徴です。」と李偉銘氏は言います。茶酒は初めてお目見えしてから市場の広い注目を集めており、現在はオフラインの代理店の取り扱いが主で、オンラインでの販売は現在計画中とのことです。

最近、第一弾の5000本、価値にして20万元あまりの鉄観音茶酒が深圳へ向けて出発しました。「No Tea,No Liquor,No Lifeです。鉄観音茶酒はライフスタイルとして広まっていくと、その将来性は計り知れません」と李偉銘氏は言います。

 

<茶葉の原液を抽出して鉄観音飲料を開発>

ボトル、缶の鉄観音飲料も茶の高度加工の1つの注目点です。

鉄観音蜜茶は、安渓の民間でまさに薬として使われていて、胃もたれや油を取り去り、胃腸を整え、便秘を治し、美容や美顔、熱冷ましと解毒、心臓をいたわり肝臓を保護、鎮静と安眠などの効果があるとされます。民間の鉄観音蜜茶は往々にして陶磁器の缶に入っていて、必要なときはひしゃくを使って取り出し、お湯で溶いて使います。鉄観音蜜茶飲料はペットボトルの瓶に入っていて、福建省婀娜公主茶業有限公司の責任者の話によると、「鉄観音蜜茶飲料は現代人の速いリズムのライフスタイルと市場の需要に適応したもので、さらに鉄観音の効能と文化の蓄積を保つものです」。彼女は、鉄観音蜜茶飲料の原料はこの会社が提供し、広州のある会社に委託生産しているとのことです。取材によると、安渓の別の飲料メーカーも一連の製品開発システムを提供していて、缶の鉄観音飲料の製造に必要な、鉄観音の洗浄、抽出、濾過、ブレンド、溶解、再濾過、殺菌、冷却、缶詰めなどの工程を行うことが出来ます。

 

昨年の記事で紹介した鉄観音茶酒が、ついに発売されたようです。
お茶を様々に加工することができれば、より付加価値を高めることができるので、この分野は中国の中でも注目分野になっているようです。

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