上海の観光名所で頻発する”中国茶詐欺”。
道端で仲良くなった人と茶館に行ったら、高額すぎるお茶代を要求されるという手口ですが、日本人の学生が被害に遭ったようです。
日本学生上海遇“48元天价茶” 警方介入获退款
7日,有网友发布微博称,4月6日下午,有两名日本学生前往上海豫园景区游玩,被茶托带到金陵东路229号二楼的豫园茶馆喝茶。“结账时被告知茶费是48元一口。共消费了2100多元,结果两人的现金1000多元全部被强行掏空。”
本篇文章来源于第一茶叶网 原文链接:http://news.t0001.com/a/201604/00004240.html
7日、あるネットユーザーの微博によると、4月6日の午後、2名の日本の学生が上海の豫園景区に遊びに行ったところ、金陵東路229号2階の豫園茶館に連れて行かれてお茶を飲みました。「お会計の時に、被害者はお茶代金が1口48元だったことを知りました。全部で2100元あまりの消費となり、結果2人は現金1000元あまりを全て奪われてしまいました」。
8日の晩、上海黄浦区の担当部門によると、騙された日本の学生は警察に通報後、お金は既に戻されていて、黄浦市場監督管理部門が茶楼に対しての検査に入っている、と明かしました。
事件の報告書によると、4月6日の15時45分頃、2名の当事者(日本の学生)は上海の地下鉄10号線の豫園駅から出てきたときに、1名の男性と2名の女性に会い、3人の写真を撮ってくれるように依頼されました。そのあと、この3名は2人の当事者と一緒に食事に行きました。そのあと、2人は金陵東路229号2階の豫園茶館でお茶を飲み、会計時に全部で2000元の消費をしたと告げられました。両名の当事者の財布にあった1000元あまりの人民元は強制的に奪われました。このあと、日本の学生は上海公安局黄浦分局の外灘派出所に行き、通報しました。
8日の夜6時44分、上海市黄浦区人民政府インターネット情報事務室の微信公式アカウント”上海黄浦”は、このような文章を発表しました。4月7日、当事者は警察に助けを求めた後、公安所属の地元の派出所はこの件について消費者とともに”豫園茶館”に赴き、店は消費した1000元あまりのお金を当事者に返還しました。
文章では、また、4月8日の午前、黄浦区市場監督管理局は河南南路33号2階の現場の調査に入りました。調査によれば、ネットユーザーが示していた金陵東路229号”豫園茶館”は実際は上海市黄浦区河南南路33号206号室で、この企業は”上海儀科亭茶業有限公司”で、経営内容はパッケージ済の食品、食品、直接口に入れる食品、工芸美術品、茶具、服飾靴帽子、日用百貨、金物や自動車用品の販売、でした。
この事件については、別の記事でも詳細が報じられています。
http://news.t0001.com/a/201604/00004245.html
記事によると、だまし終わった被害者を戻す際には、中国結をプレゼントするようで、それが詐欺グループの中では、終了済の目印になっているようです。
無事に帰ってこられて、お金も戻ってきたのでめでたしめでたしと行きたいところですが、このご時世に中国へ旅行をするのは、中国に好意的な人たちであることがほとんどなので、こういう事件が続くと、ますます民間レベルの日中関係は冷え込みそうです。