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寒波の影響に伴う、浙江省の新茶の見通し

寒波が浙江省などの茶産地を直撃していますが、その影響の予測が出ていましたのでご紹介します。

浙江气温断崖式下跌 龙井明前茶更金贵了

浙江全省气温也在断崖式下跌,别说露腰,在寒风中就算裹着貂也得抖三抖。杭城昨天最高气温仅7.5℃,相比前一天的18.3℃,跌了不止一半。

本篇文章来源于第一茶叶网 原文链接:http://news.t0001.com/a/201603/00003993.html

浙江省全体の気温は崖から落ちるように下がり、腰を出すどころではなくて、寒風の中では厚着をしてもブルブル震えるほどです。杭州の街の昨日の最高気温はわずか7.5度で、その前の日は18.3度だったので、半分でも下げ止まらないほどです。

今日は寒いだけで無く、杭州でも雪が舞うかもしれません!杭州市気象台の予報によると、今日の午前中は曇りで時々小雨に雪が交じったり、小雪となることもあり、最高気温は7度、最低気温はわずかに2度です。今日の午後からは、杭州の街の天気は少しずつ好転する見込みです。

省の気象台の分析によると、今日の午前中は一部の山間部で雪まじりの雨または雪(積雪もあるかもしれません)で、平原地区では局地的に雪まじりの雨になり、午後には省内の雨(雪)は止んで、晴れから曇りになる見込みです。11日と12日の早朝は気温が低くなり、多くの地域では最低気温は0~3度で、山間部では-2度~0度の予想です。

現在はまさに我が省の春茶が萌え出て、茶摘みを行う時期で、このような春の寒さは春茶にどのような影響を与えるのでしょうか?

昨日、省の気象台は農業部門に3月9日から12日までの省内の茶の霜害についての分析図を提供しました。予報によると、大部分の地域では最低気温が0度から3度に下がる見込みです。

これについて、中国農業科学院茶葉研究所と省の農業庁の専門家によれば、今回の寒気は浙江省の大部分の越冬した茶芽を凍結させる恐れがあり、今年の明前茶の産量は極めて少なくなって、みなさんが春茶を飲めるようになる時期は、穀雨の後まで待つことになるかもしれません、と話しています。

「今年、浙江省の春茶の茶摘み時期は例年に比べて15~20日早まりました。現在、浙江省北部の名茶のうち、莫干黄芽は3月5日に既に茶摘みを始めていて、安吉白茶の茶芽も既に萌え動き始めていて、西湖龍井の43号も少量茶摘みが始まりました」と、我が省の主席茶葉専門家で、省の農業庁栽培業局の羅列万氏は言います。「今回の春の寒さの影響を受け、浙江省の茶園では零下になって霜が発生する可能性があり、茶樹の新枝や新芽が凍害に遭う可能性もあります。春茶は半月ほど発売が遅れる見込みです。さらに言うならば、今年の明前茶の産量は特別に低くなってしまい、多くのお茶は飲むことができません。今後、萌え出てくる茶芽もこのため、減産になるので、省内の春茶の産量は2割は減る見込みです」と話しています。

中国茶葉研究所茶樹栽培工程研究センターの韓文炎研究員は、「みなさんは明前茶を飲むことを好みます。それは明前に摘まれた茶は茶樹が越冬した茶芽が発芽するからで、それらには冬の間のエネルギーと養分が蓄えられています。多くの人が覚えているように、昨年の大雪で茶芽が凍結したので、茶芽は非常に小さくなり、厚い鱗片の中に包まれていて、大部分は寒波をやり過ごすことができました。今回の春の寒さは出て来た新芽に対しての殺傷力はとても強いのです。」

春茶を守るために、この2日間、省内各地の茶園では大急ぎで茶摘みが始まりました。

「龍井43は昨日、少しだけ摘めました。しかし量は本当に少ないので、私たちが試作をするぐらいしかできなくて、売るほどの量はできませんでした。」と杭州市梅霊西路五雲山の中国茶葉研究所龍冠龍井全産業チェーン模範園の責任者・姜愛芹氏は言います。「私たちの茶園には凍結防止設備があり、今回の春の寒さの影響が大きくならないことを願っています。一昨年、私たちの茶園は春の寒さの被害に遭い、龍井茶の中でも最高級の雀舌がこのためにできなくなってしまいました。」

浙江省南部の状況は相対的には楽観的で、昨日、松陽県にある浙南茶葉市場では、4.7万kgの急いで摘まれた烏牛早が取引されました。しかし、茶の専門家はこのようにも言っています。烏牛早、龍井43、中茶108などは早生の茶品種で、我が省での栽培面積はとても広く、現在は萌芽期と茶摘み期にあって、凍害を受けた場合の影響は比較的重い、と話しています。

 

タイミング的には最悪の寒波なので、明前茶の生産量にも大いに影響が出てしまいそうです。
1月の雪の時点では、「瑞雪だ」と言っていたのですが、この時期の雪や霜は茶農家にとっては、迷惑以外の何者でもありません。

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