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茶飲料満足度調査の結果発表

中国の茶飲料に関する満足度調査が実施され、その結果が発表されたようです。

全国茶饮料消费者满意度调查结果公布

9月9日,中国质量协会、用户委员会发布了2015年度全国茶饮料行业的用户满意度调查结果。

测评结果显示:2015年茶饮料行业满意度得分72分(满分100分),与2014年持平。感知质量(涵盖茶饮料的口味、口感、色泽、包装等方面)得分较2014年提升1分,为73分;消费信心上涨达到68分,同比有所提升。

本篇文章来源于第一茶叶网 原文链接:http://news.t0001.com/a/201509/00002587.html

9月9日、中国品質協会、ユーザー委員会は2015年度全国茶飲料業界ユーザー満足度調査の結果を発表しました。

その結果によると、2015年の茶飲料の業界満足度は72点(100点満点)で、2014年からは横ばいでした。感覚品質(茶飲料の味、味わい、色、パッケージなど)は、2014年から1ポイント高くなり73点、消費者の信頼度は68ポイントとなり、昨年比で少し上昇しました。

結果では、消費者のブランドロイヤリティーは高くなく67ポイントに留まり、これは飲料の消費市場の特徴と関連があります。ロイヤリティーに影響を与える要素を見ると、茶飲料業界のいずれのブランドであっても、満足度はロイヤリティーに与える影響は最大であり、ブランドイメージや品質はその次にあります。消費者の信頼がロイヤリティーに与える影響係数は大きくなく、現在の茶飲料は食品の安全という面では、消費者の期待に応えていると言えます。

関連するデータによると、ここ3年の国内のソフトドリンクの販売額は5000億元を超えています。ソフトドリンクはここ10年で販売量が毎年10%以上のスピードで伸びており、2015年から下落が始まったとはいっても10%以下で、そのうち、瓶(缶)入りの飲用水の需要が大幅に伸びており、乳飲料と植物蛋白飲料も伸びを見せています。果汁や野菜飲料の伸びは安定しており、茶飲料と他のソフトドリンクについては、2015年第1四半期はマイナス成長となりました。毎年の飲料の種類の増加と消費者の需要な絶え間ない変化は、消費者の茶飲料へのロイヤリティーを一定水準以上に高めることが難しいという結果を導いています。

指標の中では、感知品質の指数は三年連続で上昇しました。消費者の茶飲料の味、味わい、色、パッケージの面での品質評価について見ると、王老吉、コカコーラ原葉、加多宝、東方樹葉の感知品質は業界の平均レベルよりも高く、消費者の好評を得ていると言えそうです。

このほか、一般に砂糖入りの茶飲料の需要が低下し続けており、市場の無糖あるいは低糖の茶飲料の需要がどんどん旺盛になっているのが明らかになってきており、茶飲料の将来の競争は単純な味わい、価格という面から、健康や茶の本質といったものに移り変わっていくでしょう。専門調査機関によると、今後の飲料製品は機能的なものがより多く求められるようになり、抗酸化作用、美容健康、疲労回復、コレステロールの調整などが将来の消費者の主な選択肢になると見ています。

取材によれば、中国品質協会、ユーザー委員会はこの調査を7年連続で展開しています。消費者の満足度調査は、製品の品質と価格などの要素を主な研究対象としており、消費者と自らの意図していた評判の比較をすることによって、市場経済における最も真実に近く、有効な品質評価方法としています。調査は国家標準の『顧客満足調査モデルと方法指南』によって行われ、2015年4月16日から6月15日に実施され、中国品質協会ユーザー委員会などが実施しました。調査は市場でメジャーな地位にある11の茶飲料ブランドを選択肢、全国の様々な消費特性を持つ29の都市の消費者に対し、電話番号による無作為抽出とネット調査による2つの方法で行いました。調査対象者は男性59.7%、女性40.3%で、18-24歳が11%、25-29歳が28%、30-39歳が37%、40-49歳が15%、50歳以上が9%でした。

 

若干調査の年齢層に偏りがあるような気はしますが、中国の茶飲料といえば、砂糖入りのイメージがあったものの、最近は無糖嗜好が強くなってきているようですね。

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