西湖龍井の白露茶の茶摘みが行われているそうです。
西湖龙井白露茶开采 在秋天也有新茶可以采？
也许很多人都不知道，茶叶还会在这个时候上新，秋天也有新茶可以采。
本篇文章来源于第一茶叶网 原文链接：http://news.t0001.com/a/201509/00002522.html
多くの人は知りませんが、茶はこの時期でも新芽が芽吹き、秋でも新茶を摘むことができるのです。
毎年この季節になると、杭州人は2，3人の友人と一緒に、桂花の木の下に座り、淡い桂花の香りの中で、一杯の西湖龍井を味わい、このような生活に満足しています。しかし、お茶を好きな人でも、これは春につくった”古い茶”ではないかと思う人もいます。この時期、もし飲めるものが昔ながらの手作りでつくられた西湖龍井の白露の新茶であれば、それは古いお茶好きの心をくすぐることでしょう。
秋のお茶は、春と夏の2つの季節を経て磨かれ、濃厚な品性を出し、一種独特な甘く厚みのある味わいになります。
これが特別な白露茶ですが、売り出してもお金にはならないので、大規模な茶摘みや生産は行われず、おそらくは茶農家の戸棚の中にしまわれる”私房茶”となります。
＜私房白露茶 茶農家は個人で保有します＞
9月8日の白露まではまだ4，5日ありますが、読者の方から、白露茶の行方を捜して欲しいという連絡がありました。
茅家埠バス停で下車し、石板の敷き詰められた古い道を西に向かい、ここから梅霊北路へ入っていくと、道路の両側には茶山が連なっており、3，4人が茶摘みを行っていました。10分ほど歩いてみると、1軒の茶楼が目に入りました。門の前には茶葉が満載になった竹ザルが置いてあり、陽の光を浴びていました。
村の道にはふいにお茶を炒める清らかな香りが漂ってきて、茶鍋は春と同じようにどこの家にもあるというわけではありませんでしたが、それらはきれいに磨かれていて、電線に繋がり、度々村人たちが大きな手を広げて、自らの手でお茶を炒めているところを見かけました。
北の方から来た観光客は珍しそうに見ています「龍井茶は春に茶摘みをするのでは無いのですか？」
秋にも本当に新茶があるのでしょうか？「このお茶は私が朝から摘み取ったばかりのもので、量も多くないので、自分で飲みます」と帽子を被り、腰に竹籠をつけた茶摘みをしていた老人はいいます。彼は欧福明さんといい、茅家埠村の人で、今年91歳です。「このお茶は白露茶といい、この数日は天気が良いので、少し摘んでいるのです」
いわゆる”白露茶”は、白露の季節に摘むお茶のことで、”小秋茶”とも言います。茶樹は夏の高温の時期を過ぎ、白露の前後になると、成長に良い時期となり、そのため新しいお茶が芽を伸ばします。欧老人の話によれば、白露茶は春茶のように良い値段で売れるわけではなく、1斤できたとしても、200元ぐらいにしかなりません。「良い値段にならないので、私たちは普通は販売せず、ほとんどは自分たちで少し飲むか、仲の良い友人に送るぐらいです」
＜春茶は苦く、夏茶は渋い。美味しいのは秋の白露茶＞
「今では白露茶を知る人も、どんどん少なくなっています」しかし、茅家埠村にはまだ白露茶を飲む習慣が残っていて、なぜなら老人たちが口々に言うのは、様々な病気を治し、昔から、”春茶は苦く、夏茶は渋い。美味しいのは秋の白露茶”という言い方をされてきたからだそうです。
「白露茶は春茶のような薄い味ではなく、その味は濃くて、一度お湯を入れればお茶の味が全部出て来ます」そのため、多くの古いお茶愛好家は、この時期のお茶を好んでいたのです。
緑茶を作ること以外に、秋茶にはもう1つの新しい味わい方があります。それは紅茶にすることです。「緑茶は腸をきれいにし、紅茶は胃を養う。秋茶を沢山飲むことは身体には良いことが多く、私は紅茶を飲むのが好きで、緑茶は子供にあげます」欧老人は門の所にある３つのザルは、日光萎凋後に揉んで紅茶にするつもりだそうです。
白露茶は一般には農暦7月から摘み始め、”十月の小陽春”の前（10月末）まで続きます。村民たちは、この後、茶樹は休養期に入り、茶樹の高さをコントロールするため、茶農家たちは茶葉を全部摘み取り、さらに整枝して、来年の春まではお茶を摘まないそうです。
ほとんど市場には出回らないようですが、農家の人たちの普段使いのお茶として白露茶を作っているようです。
