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昌寧紅茶が国家地理標志保護製品に

雲南省保山市で生産されている昌寧紅茶が国家地理標志保護製品として認定されたそうです。

“昌宁红茶”获准成为国家地理标志保护产品

从云南省质量技术监督局官网获悉,近日,国家质检总局发布2015年第74号公告,批准对“昌宁红茶”实施地理标志产品保护。至此,保山市获准国家地理标志保护的产品已达5个。

本篇文章来源于第一茶叶网 原文链接:http://news.t0001.com/a/201507/00001844.html

雲南省品質技術監督局のオフィシャルサイトによれば、先日、国家品質検査総局の発表した2015年第74号公告で、”昌寧紅茶”に地理標志製品保護を実施することが認定されました。これにより、保山市が獲得した国家地理標志保護製品は5つになりました。

昌寧紅茶は、かつて長らく国の輸出外貨獲得の重要製品となっていて、アジア、ヨーロッパ、アメリカなど20あまりの国と地域に販売され、特にソ連の人々には愛され、中国の”ウォッカ”と呼ばれ、大いに有名でした。今回、昌寧紅茶が国家地理標志保護製品となったことは、昌寧紅茶のブランド価値と市場競争力を大きく高めるだけではなく、昌寧紅茶を特色ある産業として成長させ、同時に地域ブランドとして打ち出し、県の経済発展を促すのに大変重要な意義を持っています。

ここ数年、保山市品質監督局は保山市の特色ある農産品を育て、ブランドを打ち出すための方法として、国家地理標志保護製品の認定プロジェクトを推進し、地方経済の発展とレベルアップのために活動してきました。これまでに、保山小粒珈琲、昌寧クルミ、騰沖紅花油茶油、龍陵紫皮セッコク(訳注:ラン科の植物)、昌寧紅茶の5つの国家地理標志保護製品の認定に成功しており、保山市の農業特産品の成長のためのボーナスを得ていて、地方特色農産品の収益はずっと高まってきています。
 

日本だと滇紅として扱われることが多いですが、今回の認定で、徐々に特定のブランドとして認識されていくようになるかもしれません。

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