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台湾の詐欺グループ、茶の試飲を口実に個人情報を入手

お茶を利用して悪いことを企む連中はどこの国にもおります。
台湾の詐欺グループが、茶農家を装い、大陸の個人から個人情報を引き出し、詐欺に利用していたとして当局に逮捕されたようです。

台诈骗集团以试喝茶名义骗钱 88位大陆民众受害

据台湾“中央社”报道,台湾刑事警察局电信侦查大队侦2队今天破获一个专门假冒茶农,以提供免费试喝名义,骗取大陆民众个人资料后再进行诈骗,已有88人受害。

本篇文章来源于第一茶叶网 原文链接:http://news.t0001.com/a/201504/00000633.html

台湾の”中央社”の報道によると、台湾の刑事警察局電気通信捜査チーム2課は、茶農家になりすまし、無料の試飲という名義で大陸の民衆の個人資料を騙し取り、詐欺を行ったとして本日検挙しました。すでに88人が被害に遭っています。

電気通信捜査チーム2課によると、31歳の柯という男が詐欺グループのリーダーで、大陸の人々が台湾茶を好んで飲むという点を突き、まずグループの末端のメンバーを南投県鹿谷あるいは阿里山の茶農家を装わせ、無料試飲を行うという名目で、大陸の民衆の基本情報をだまし取りました。

続いて、別のメンバーが大陸の公安部門を装い、被害者の身分証や口座がマネーロンダリングの疑いがかかっているなどとして、お金を”国家監督口座”に移すように要求し、大陸にいる運転手にそのお金を渡させました。

警察の調査によると、被害者は四川省、福建省、北京などの地区に広く及び、すでに88名の大陸の民衆が被害に遭っており、現段階でこのグループは台湾元で1000万元以上の利益を不法に得たものとされています。

6ヶ月に及ぶ捜査を経て、検察当局は昨日(1日)、詐欺グループのいる台中市神岡区のコンピュータルームを捜索し、主犯の柯容疑者ほか22人を逮捕するとともに、携帯電話22台、銀行カード2枚、詐欺のマニュアルや帳簿などを押収しました。

このほか、警察は、このグループが3ヶ月で1000人をだます目標を立てていて、メンバーをイタリア旅行に連れて行くなど、メンバーの詐欺の成績を高めるように工夫していたといいます。全容が判明次第、詐欺罪として法の裁きが下されるでしょう。

 

台湾茶に手を出すような方は往々にして高所得者ですし、マネーロンダリングというもっともらしい口実に引っかかってしまったようです。

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