まだまだ冬真っ盛りの時期ではありますが、四川省ではなんと新茶が摘まれ始めたようです。
四川犍为300亩茶园嫩芽绿 春茶提前一月上市
隆冬时节,阳光明媚,金犍大地处处充满生机。1月25日,笔者来到该县岷东乡金鸡村“问春”茶叶母本园基地,满山茶树吐露新芽,采茶工人正忙着采摘早茶。
本篇文章来源于第一茶叶网 原文链接:http://news.t0001.com/2015/0127/article_176987.html
厳冬の時期ですが、太陽の光が降り注ぎ、四川省楽山市犍為県の大地では至る所で生命力が満ちています。1月25日、楽山市犍為県の岷東郷金鶏村にある”問春”の母樹の茶園に行ってみると、山一面の茶樹から新芽が芽吹いていて、茶摘み人たちが忙しそうに一番茶を摘んでいました。
<300畝の茶園の至る所で緑の新芽が芽吹き、あちこちで新茶の香りが漂います>
「一年両頭春なので、(旧暦の)師走にお茶を摘みました」と茶摘み人の李良容は言います。今年は1月23日から茶摘みが始まり、以前は春節の後、清明節の前後に茶摘みを開始していました。「村の老人に話を聞くと、これは犍為県でお茶が植えられて以来の最も早い茶摘みだと言います」
「お茶が芽吹いたらすぐに摘まなければいけません。時は金なりです」 犍為県叩春茶葉栽培専門組合の理事長・杜光焱氏は言います。現在の生葉は1斤80元ほどで売れ、多くの小規模工場が買いに来ており、新茶を飲みたい人たちが長い列に並んで待っています。
杜光焱氏は2013年10月に300畝の”問春”のお茶を植え、現在全てで茶摘みを始めています。
”問春”茶の初デビューは、世の中の人に大変歓迎されました。
「この品種はとても良くて、茶摘みの時間が早いので、茶摘み人の手配も簡単です。さらに茶摘みの期間も長く、生産金額も高いです。私は今年もこのお茶を植える準備をしています」と犍為県石渓鎮聯盟村の茶農家・廬盟友氏は茶園に来て調査をしました。
廬さんと同じように、茶園に見学に来る茶農家や経営者を、現地で十数名見かけました。
「今から茶摘みを始めるというと、多くの人は信用しません。毎日多くの茶農家や茶の栽培を行う経営者がやって来て、見学をしています」と杜光焱氏は言います。さらに母樹園を拡大し、県委員会政府を回ると、より大きくジャスミン茶の産業を拡大する目標があるようなので、栽培面積を拡大し、周辺の町や村の茶農家にこのお茶の苗や技術を提供し、農家の増収を実現したい、と話しています。同時に、県の特色農産品業界協会の助けを借りて、より規模を大きくし、ブランドの影響力を高めたいです。
<より早く茶摘みの時期に入ったことで、地元の村人の笑顔が>
「例年のこの時期、私たちはトランプをやって、水の泡になったりしていましたが、今年はお金を稼ぐことができます。現在、茶摘みは1斤18元で、私は手足がゆっくりになってしまったけど、一日に5斤も摘めれば問題になりません。これで年越しのお金を稼ぐことができますよ」と金鶏村の村民・李良容は嬉しそうに言います。
「李さんのように茶園に来て”年越しのお金”を稼ぐ人が、毎日40、50人はいます」と岷東郷の副郷長である周建君氏は言います。1ヶ月茶摘みが早くなれば、茶摘み人のピークを外せるので、地元の村民の増収にも繋がります。
「お茶は庶民を豊かにする良い産業です」と県の農業局の総工程師・羅明氏はいいます。「1月に犍為県で茶摘みを始められるというのは最も早くて、これは犍為県の茶産業が発展していく上でのブレイクスルーですし、犍為県のジャスミン茶産業が発展していく上でも、一つの看板になります」
”問春”という品種のおかげで、この早い茶摘みが実現したようです。
味がどうなのかは分かりませんが、農家にとっては収入を得られる期間が長くなることに繋がるので、地元では大変歓迎されているようです。