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普洱茶の「直接販売」の危うさ

お茶の販売不振が伝えられていますが、そんな中、プーアル茶の直接販売(ダイレクト・セリング)に乗り出す業者が現れました。
その行く末について、疑問の声が挙がっているようです。

普洱茶玩“直销”备受质疑 多项目曾被斥为骗局

前天下午,国内首家普洱茶直销企业龙润茶在东莞启动集产品销售、会员服务为一体的“理想茶院”。该公司相关负责人称,市民只需购买1.2 万元产品即可成为会员,获得代理龙润茶资格。在直销模式备受质疑且茶市低迷的当下,龙润茶布点东莞被认为是一次冒险尝试。

本篇文章来源于第一茶叶网 原文链接:http://news.t0001.com/2014/1211/article_176114.html

一昨日の午後、国内初のプーアル茶の直接販売企業・龍潤茶が東莞市で、製品の販売と会員サービスを一体化した”理想茶院”のプロジェクトをスタートさせました。この会社の責任者によると、一般市民でも1.2万元の製品を購入すれば、すぐに会員になることが出来、龍潤茶の代理店の資格を得ることが出来ます。直接販売モデルへの疑惑の声が挙がり、さらに茶葉市場が低迷する状況の中で、龍潤茶が東莞で打った一手は冒険的な試みと見られています。

 

<家庭の主婦や職を探す人々が”直販”に向かいます>

一昨日の午後2時、東莞銀豊仮日酒店1階の多目的ホールでは、龍潤茶のディストリビューター講師が壇上で淀みなく入会条項を説明していました。ホールには様々な業界の個人事業者、家庭の主婦や一般の市民など100名以上もの人々が居ました。会場の一角には、龍潤茶の新製品が10種類あまり展示されていました。VTRの上映が行われる度に、参加者はうなずいたり拍手したりして、一堂は興奮している雰囲気でした。

龍潤茶の東莞地区の責任者である陳さんの話によると、龍潤茶と他のプーアル茶ブランドのメーカーが販売モデルで最も大きく違うのは”直販”だといい、龍潤茶は現在、プーアル茶業界で”直販”路線に始めて参入したブランド企業だと言います。市民は1.2万元の製品を購入しさえすれば、すぐに会員になることが出来、代理販売をすれば6割の金額で購入をすることが出来、新しい人を入会させると、”販売ボーナス”がグループ会社から直接振り込まれるそうです。

「現在、伝統的な茶販売店やネットショップの打撃は大きいので、龍潤茶は”会員制”の直販モデルを導入し、様々な販路で市場の占有率を高めたいと考えています」と会場で説明していた龍潤茶の黄総監は言います。龍潤茶は東莞で主に家庭の主婦や求職中の人など中低級の消費者市場に対して、”総合創業機会提供業”の色合いを強めています。

 

<以前、多くのプロジェクトがペテンとして批判される>

取材によると、龍潤茶の運営企業である理想科技集団は昨年12月に商務部が発給した直販の許可を得て、今年4月から全国に”理想茶院”の直販モデルを売り出しました。しかし、ここ数年の間に、龍潤茶は”茶速配”、”茶物語”などのプロジェクトで、多くの加盟店からペテンであると訴えられたことがあり、ディストリビューターたちには”ペテンに加盟した”というレッテルが貼られていました。

この”直販”モデルに対する疑惑について、黄総監は”直接販売”と”組織販売”は違うもので、会員はいつでも”理想茶院”に返品が出来、6ヶ月以内に不要だと思えば、パッケージがきちんと揃っていれば全額返金します。しかし、このような状況は発生しないと思います、と、説明します。
東莞茶業協会の関係者は2007年前後に龍潤茶はかつて東莞でいくつかの協力店を作ったが、製品が売れないために、まもなく全て東莞市場から総撤退したと話します。茶葉市場の業況が低迷する中で、古いお茶の在庫量が日増しに増えていくということから、龍潤茶は”直接販売”というモデルで捲土重来を期していると見られます。「本当にお茶の分かる愛好家や収集家はあまり興味を持たないと思われるので、中低級の消費市場において”直接販売”が通用するのかどうかは、市場の審査を待つ必要があるでしょう」。

 

直接販売というと聞こえは良いのですが、新人を勧誘すると販売ボーナスが与えられるなど、一歩間違えばネットワークビジネスになりうる商売のようです。
プーアル茶はそこそこ単価が高く、かつ健康に良いという特徴があるので、マルチレベルマーケティングをやりたい企業からすると扱いやすい商材なんだろうと思います。ただ、この道を行くと健全な茶業界にはならないような気がします。

 

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