三国志の赤壁の戦いで有名な赤壁市(湖北省寧咸市の管轄下にあります)。
お茶の面では、米磚茶の産地ですが、このたび茶葉流通協会から、正式に米磚茶の郷として認定されたそうです。
赤壁市获批“中国米砖茶之乡”
21日,中国流通茶叶协会正式致函赤壁市政府,同意命名赤壁市为“中国米砖茶之乡”。
本篇文章来源于第一茶叶网 原文链接:http://news.t0001.com/2014/0224/article_167230.html
21日、中国茶葉流通協会は赤壁市政府に書簡を送り、赤壁市を”中国米磚茶の郷”と命名することに賛意を示しました。
米磚茶は19世紀から作られており、産地は湖北省蒲圻(現在の赤壁市)で、紅茶の葉や粉末を原料に、蒸して圧縮し紅磚茶にするもので、原料に茶の粉末を利用していることから”米磚茶”と呼ばれるようになりました。米磚茶は”牌楼牌”、”鳳凰牌”、”火車頭牌”などのブランド名で分類されており、その外観は美しく、レンガのような形がしっかりしており、図形面の絵柄も美しく、色黒っぽくて明るさがあり、お茶の水色は赤くて濃く、香りは純粋で、味には厚みがあります。主に新疆ウイグル自治区や河北地方に販売され、一部はソ連やモンゴルにも輸出されています。最近では少量ですが欧米にも輸出されており、我が国のさまざまな磚茶製品の中で、唯一紅茶を原料にしており、さらに特殊な加工技術によって作られる緊圧茶です。
赤壁市茶産業発展局の責任者の話によると、赤壁市を米磚茶の原産地であり、湖北省政府によって辺銷茶の主要な生産県(市)と認定されています。現在、赤壁市の茶業は趙李橋茶廠の磚茶、羊楼洞茶業有限公司の名優茶と老青茶、兆豊精製茶場の輸出紅茶の三大企業を柱として、その他の工芸品磚茶シリーズの基盤となっています。
あまり日本に入ってこないので、馴染みの薄いお茶ですが、赤壁市といえば米磚茶。
赤壁の戦いに加えて、中国茶ファンなら覚えておきたいところです。