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雲南省の品種茶普及の状況

全国的に在来種から無性繁殖品種(品種茶)への転換が進んでいる中国ですが、雲南省でもかなり急ピッチで品種茶の普及が進められています。
その様子を紹介している記事がありましたので、ご紹介します。

云南省农科院茶树育种创新和成果转化促云茶提质增效

去年搭载“神舟十号”飞船上天的云南茶树品种“紫娟”,在云南省农科院茶叶研究所科研人员的精心播种及管护下,部分种子已经出苗。通过推广良种良法,省农科院茶叶所的茶树育种创新和成果转化,促进了“云茶”提质增效。

本篇文章来源于第一茶叶网 原文链接:http://news.t0001.com/2014/0819/article_173100.html

昨年、”神舟10号”に搭載されて宇宙に行った雲南の茶樹品種”紫娟”。雲南省農業科学院茶葉研究所の科学者たちは細心の注意を払ってその種を蒔き、保護していたところ、一部の種は発芽したそうです。優良品種を育て広めていくことにより、省の農業科学院茶葉研究所の茶樹育成の革新と成果は、”雲南茶”の品質向上の促進に活かされそうです。

省内全域の茶樹資源の調査と収集を経て、茶葉研究所は国内で初めての大葉種品種資源園を設立し、2000種類あまりの品種を保存しており、我が国の大葉種の茶樹品種の資源保存数は最多となり、種類の最も多く揃った活体の保存センターとなりました。
自分たちが知識財産権を有する国家級の茶樹新品種は5種あり、省級の茶樹品種は23種あります。そのうち、”雲茶1号”と”紫娟”は国家林業局の植物新品種保護権を獲得し、国内で初めての植物新品種保護権を獲得した茶樹品種となりました。
国家級の優良品種である”雲抗10号”は普及を進め、全省の無性繁殖品種の栽培面積の85%以上を占めています。概算の統計によると、この品種は年間に200万畝以上も広められており、全省の茶園総面積の約35%を占めています。

2010年から、茶葉研究所は技術員を西双版納、普洱、臨滄などの地域に派遣して技術訓練と指導を行っており、ハシゴではなく坂をつかった摘み取り、深く耕し基礎肥料を与えること、台刈りや重剪定などの総合技術措置を行うことで、全省の中低産茶園48万畝の改良を成し遂げました。
雲南省はどうやら”雲抗10号”をものすごい勢いで広めているようです。
最近開発された農園茶樹、いわゆる台地茶と呼ばれるお茶はほとんどこの品種なんでしょうね。

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