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EUとの原産地名称保護制度の相互認証へ向けた動き

現在、中国とEUの間では原産地名称保護制度の相互認証を行うべく話し合いを進めています。
その前段階として、中国国内では各地の名茶のリストアップを進めています。以下、福建省メディアの報道です。

武夷岩茶与福鼎白菜在欧盟有望享受原产地保护

近日,我省武夷岩茶、福鼎白茶、坦洋工夫、安溪铁观音等产品,被商务部、国家质检总局列入与欧盟的地理标志合作协定谈判的地理标志产品清单。

本篇文章来源于第一茶叶网 原文链接:http://news.t0001.com/2014/0713/article_171879.html

先日、福建省の武夷岩茶、福鼎白茶、坦洋工夫、安渓鉄観音などの製品が商務部、国家品質検査総局によって、EUとの原産地名称保護制度提携協議における原産地名称保護製品リストに名前を連ねました。

これは上述の4つの製品が中国とEUの間で相互認証される原産地名称保護製品になる見込みがあるということであり、EU市場において原産地の法律による保護を受けることができ、国際市場における製品の知名度を高め、製品の市場競争力を強め、福建の茶産業の急速な発展を推進するものです。
交渉規則によれば、中国とEUの原産地名称保護相互認証製品は、EU加盟各国において保護を得ることが出来、製品がEU市場で詐称や権利侵害などを受けたときに、EUは原産地名称保護に関する専門法に則って、権利侵害の責任を追及するというものです。

EUではチーズやワインなどで原産地名称保護の制度が確立しているので、そこに中国茶も適用してもらおう、という動きのようです。
最終的にどのようなお茶が選ばれるのか、今後の協議の行方を見守りたいところですね。

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