中国で売っているお茶は当てにならないということが昨今の報道で問題となっています。
今回は四川省のネットショップが、茶城で購入した量り売りのお茶をブランド茶と偽って販売し、当局から摘発を受けたようです。
网店加工散装茶非法贴牌销售36万元被罚
6月14日,四川省工商局向社会公布了一批涉及食品安全的典型案例,其中包括利用网络销售便宜的假冒产品以及夸大保健食品功效的虚假宣传。
本篇文章来源于第一茶叶网 原文链接:http://news.t0001.com/2014/0616/article_171023.html
6月14日、四川省工商局は食品安全に関する典型的な事件例として、ネットショップを利用し、安い製品を販売した事例を発表しました。
<”竹葉青”、”飄雪”を騙ったネットショップの店主が違法販売で罰せられる>
市場で量り売りの緑茶とジャスミン茶を仕入れ、茶の加工工具を用いて再加工し、包装した上で、”竹葉青”、”飄雪”と”碧潭飄雪”の文字を使った標章を貼り付けて、淘宝(訳注:楽天市場のような中国のインターネットモール)で販売を行う。
2013年、楽山市の劉容疑者はこのよう方法で、違法に36万元あまりを売り上げた。楽山市工商局はこれらの標章と包装袋を没収して、廃棄し、劉容疑者に対して罰金を科した。
”合川桃片”、”通江銀耳”などの有名ブランドは常々”騙られる”ほかに、”哈歌”、”康師傳”などのニセモノもあり、ここ数年、劉容疑者のようなインターネット取引を使った商標侵害案件が、増加の傾向にあります。
これらの違法な業者は、一般の人たちの買いやすさ、価格が同等品よりも安い、という心の動きを利用して、権利保有者の商標の知名度と名声を借り、偽物の商品を不法な利益を得る目的で販売しています。
「消費者が買い物を行う際に、その商品の実態がどうなのかを有効に判別するための方法が無く、これが悪質な業者をのさばらせることになっています」と四川省工商局の消費者保護所の責任者は言います。
彼は多くの消費者に、ネットで食品を購入する場合は、最も良いのは正規のメーカーが出した販売許可証が提供されているかどうかをみることで、「もし、そのパッケージが市場で見かけるものと違っていたり、販売価格が市場価格よりもあまりにも安い場合は、購入を慎むべきです」と注意を呼びかけています。
先日も、上海の茶城で販売されているお茶の9割が基準を満たしていない、と報道されましたが、ネットショップはそれ以上に魑魅魍魎のようです。