四川省宜賓市珙県で作られている歴史的銘茶に鹿鳴茶というお茶があります。
その長い歴史をご紹介します。
鹿鸣茶明朝贡茶 传统手工技艺制作
鹿鸣茶在明朝属于进贡茶,该茶外形紧细匀称、毫锋显露、色泽灰绿、汤色翠绿明亮、香味清新,原始制作方法为纯手工制作,据传是万历年间平叛僰人造反时,军队从珙县曹营雨花一带僰人手中拷问出的制茶方法,在平叛成功后,将所制茶叶进贡万历皇帝,并被赐名为“鹿鸣茶”。
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鹿鳴茶は明の朝廷の献上茶に属し、このお茶の外観は締まっていて細く、均等な大きさで、産毛のある新芽があり、色は灰緑で、水色は翠緑で明るく、香りは清らかです。元々の製法は完全な手作りで、言い伝えによると、万暦年間に平定された僰人が反乱を起こしたとき、珙県の曹営郷雨花一帯からやって来た軍隊が僰人を拷問して製茶方法を聞き出したもので、平定に成功したあと、このお茶は万暦皇帝に献上され、”鹿鳴茶”の名前を賜りました。
後に鹿鳴茶の製造技術は軍隊から伝わり出て、雨花の羅坪山の”桃花老人”の手中に収まりました。桃花老人による改良の後に、一種の伝統的な炒青茶の製造技術となりました。もともとは僰人にルーツがあった製造技法で、その後に桃花老人が自分の家で代々受け継いだものであったため、一般的には自家用のお茶として作られていたため、鹿鳴茶は徐々に世の中の人の記憶から薄れていきました。
解放前になって、その技術は雨花の地元の人である楊発連・唐術雲夫妻に伝えられ、この夫妻が世を去る前に、この技術は、その姪の陳安都、唐剛緒夫妻に渡り、今日までにはこの2人のみが鹿鳴茶の元々の手作りの技術を完全に継承しています。
現在、陳安都、唐剛緒夫妻は2人とも既に年を取っていて、段々お茶を作らなくなってきていることから、鹿鳴茶の手作りの製造技術はこの二人が世を去ったら、失われてしまうかもしれません。
鹿鳴茶の手づくりの製造技術は、手作りの炒青茶の製造技術の一種であり、清明節前後に茶葉が出てきたときに、朝早くに新鮮なミル芽と葉を摘み、その日のうちに必ず殺青をして、揉捻し製品に仕上げなければなりません。
鹿鳴茶の手づくりの製造技術は、茶葉そのものの品質に対する要求が高く、同時に炒青の過程で、製茶人の火のコントロールと技術の水準も極めて高いため、茶葉の棄却率が高いので、製品茶の産量はどうしても少なくなります。
標準的な製品の茶葉の外観は締まっていて、撚りが強く、瑞々しくて白い霜のようになっており、淹れたお茶の色は緑で透き通るような透明感があって明るく、スッキリとした清々しさがあり、飲んだあとは、口の中に香りが残ります。
まさに伝統技法が消えゆこうとしている歴史的銘茶のようです。