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古樹茶価格の暴騰で、無名産地を探す茶商たち

著名な古樹茶産地のお茶が暴騰する一方のプーアル茶市場。
茶商たちは、これに対応して無名の産地を探すことに力を入れているようです。

古树茶价格疯涨 商家转战不知名茶山

老班章12000元/公斤,冰岛、昔归6800元/公斤……这样的价格让不少市民“望茶兴叹”。事实上,这不仅难住了市民,也使得一些商家开始转战“不知名山头”。

本篇文章来源于第一茶叶网 原文链接:http://news.t0001.com/2014/0511/article_169998.html

老班章1kg12000元、冰島、昔帰1kg6800元・・・このような値段は多くの市民を”ため息をつくだけ”にさせています。実際のところは、これは市民だけに限らず、一部の茶商たちは”名の知れない山”を転戦し始めています。

「有名な茶山の古樹茶の価格は狂乱といっても誇張ではありません。もしあなたが一般的なジープに乗って茶山に着いて、1kg8000~10000元の茶葉が目の前にあったら、ただ決まりが悪く思うだけでしょう」と雲南六大茶山茶業股份有限公司の営業担当副総経理の李春雷氏は言います。高騰する価格は多くの企業の買い付けの動きを渋らせていて、名前の知られていない山に行き、似たような原料を探すことを強いています。

李春雷氏の話によると、有名な茶山の古樹茶はここ2年ほどホットになっていますが、直接下流の市場を動かすことはできません。
会社の70%を占める一般的な製品の価格は餅茶1枚当たり1500元以下で、このようなお茶の古樹茶の多くは名も知られていない山の原料で、「市場で名前が売れている古樹茶に比べても、名も知られていない山の古樹茶の品質はさほど差が無く、むしろ下流の市場では価格の面で優位に立ちます」と言います。

取材中、このような考え方をする会社の責任者は1社だけではありませんでした。
普洱市古普洱茶業有限責任公司の販売部門役員の龍俊宇氏は、会社で販売している”景邁蘭香”の原料の2013年の価格は1kgあたり450~550元でしたが、今年は800~1000元必要です。名前の知られていない山の古樹茶の値上がり幅はここまで大きくありません、と言います。

 

名前の売れた産地のものが非常に急騰しているので、名前は知られていないけれども、良質な古樹茶を産する産地を血眼になって探している、という状況のようです。
販売会社や産地が「ブランド化をするべき」と騒いでいる一方で、ノーブランドの良品を探す動きを活発化させているというのは、なんとも不思議な展開ではあります。

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