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2014年度中国茶ブランド価値ランキング

ここ4年ほど実施されている、中国のお茶のブランド価値ランキング。
2014年の結果が出ているようです。

西湖龙井以56.53亿元的品牌价值位居第一

4月16日讯:昨日,2014中国茶叶区域公用品牌建设白皮书,在浙江省新昌县正式发布:西湖龙井以56.53亿元的品牌价值位居第一。在2014中国茶叶区域公用品牌价值评估中,根据品牌强度数据,西湖龙井品牌当选为最具经营力品牌。

本篇文章来源于第一茶叶网 原文链接:http://news.t0001.com/2014/0416/article_169324.html

昨日、2014中国茶葉地域公共ブランド建設白書が、浙江省新昌県で正式に発表されました。西湖龍井は56.53億元のブランド価値で第1位となりました。
2014年の中国茶葉地域公共ブランド価値の評価では、ブランドの強さのデータの基づいており、西湖龍井ブランドはもっとも経営力のあるブランドに選ばれました。

この白書は浙江大学CARD中国農業ブランド研究センターと「中国茶葉」誌、中国茶葉研究所、中国茶葉ネットが集まって組織した中国茶葉地域ブランド価値評価プロジェクトチームによって発表されたものです。
2010年からこのプロジェクトチームは、全国で比較的影響力のある茶葉の地域公共ブランドについて、追跡と数量化の研究を行っています。

ここに95ある茶葉の地域公共ブランドのうち、西湖龍井は56.53億元で第1位で、安渓鉄観音と信陽毛尖が56.16億元、52.12億元と続きます。取材によると、これで西湖龍井は5年連続で全国の茶葉における地域ブランドの評価で第1位となったそうです。過去4年、西湖龍井の公共ブランド価値は44.17億元、50.33億元、52.66億元、54.56億元と推移しています。

ここ1年、西湖区は西湖龍井について保護、成長とレベルアップを一層進めており、栽培、加工、流通などの環境についての管理度合いを一層強めており、西湖龍井の茶産地の保護、産地偽装からの保護、専門販売店の管理、無形文化遺産の保護、商標保護などの施策を行い、「本物を作り、本物の質を上げ、本物を宣伝する」という成果が上がりつつあります。現在、西湖区、名勝区の茶園面積は2万畝あまりで、2013年の茶の総生産量は608トンで、産出額は4.5億元です。

今年、西湖区では500分の1の精細な西湖龍井茶園の地図と登録資料を結びつけ、より西湖龍井茶の茶園と準備茶園を保護します。
西湖龍井茶地理情報システムを使うことで、各茶農家の茶園の権利関係がハッキリし、西湖龍井茶の茶園からお茶までを遡ることができるようになります。
同時にニセモノの摘発にも力を入れ、法律事務所と連携して西湖龍井の商標専用使用権を保護し、特に許諾を得ていない西湖龍井のパッケージを印刷する企業や許諾を得ずに西湖龍井茶や西湖龍井茶のパッケージを販売する行為を重点的に摘発します。
摘発を行う地域は、杭州、上海、北京などを重点とした全国の市場で、それぞれの地域を担当する専門スタッフが付くことになるでしょう。

 

今年のランキングは以下の通りです。2013年、2012年の結果も併記しました。

2014年 2013年 2012年
1位 西湖龍井 西湖龍井 西湖龍井
2位 安渓鉄観音 安渓鉄観音 安渓鉄観音
3位 信陽毛尖 普洱茶 普洱茶
4位 普洱茶 信陽毛尖 信陽毛尖
5位 洞庭山碧螺春 洞庭山碧螺春 洞庭山碧螺春
6位 福鼎白茶 福鼎白茶 福鼎白茶
7位 大佛龍井 大佛龍井 大佛龍井
8位 安吉白茶 安吉白茶 安吉白茶
9位 福州茉莉花茶 祁門紅茶 武夷山大紅袍
10位 祁門紅茶 福州茉莉花茶 祁門紅茶

昨年との違いは3位・4位の普洱茶と信陽毛尖が入れ替わったことと、9位・10位の祁門紅茶と福州茉莉花茶が入れ替わったところですね。
普洱茶の後退は、各古樹茶ブランドの方が強くなったことが理由かもしれません。

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